これまでのリリース

Dashboards の最新リリースの新機能については、「新機能」をご参照ください。

2023 年 10 月

2023 年 10 月のアップデートには、次の内容が含まれています。

  • ダッシュボードの作成者は、マップ エレメントを使用して、Web シーン ツールと 3D ナビゲーション ツールをダッシュボードに含めることができるようになりました。 さらに、他のダッシュボードの視覚化とセレクターに対して Web シーン内のレイヤーをデータ ソースとして使用でき、アクションを通じた他のダッシュボード エレメントのフィルタリングに使用できます。
  • モバイル ビューで追加のアクションがサポートされるようになりました。 サポートされているダッシュボード エレメント (リスト、テーブル、マップの操作レイヤーなど) を、ダッシュボードのモバイル ビューでのアクションのソースとして構成できます。
  • カテゴリ選択を使用すると、ユーザーは 1 つ以上のカテゴリを選択して、ダッシュボードを一部のデータに絞り込むことができます。 カテゴリ選択を構成する際に contains 演算子を使用して、複数のカテゴリを含むフィーチャ (Survey123 の複数選択肢フィールドなど) への絞り込みをサポートできるようになりました。
  • 使用できるマップ選択ツールが追加されました。 なげなわ、円、およびライン ツールを有効にして、ダッシュボード ユーザーがマップ上に図形を描画してアイテムを選択できるようになります。
  • ダッシュボードのエレメントを構成する際に、ArcGIS Living Atlas of the World のフィーチャ レイヤーをスタンドアロン データ ソースとして使用できるようになりました。

2023 年 6 月

2023 年 6 月のアップデートには、次の内容が含まれています。

  • デスクトップ ビューモバイル ビューという 2 つのビューが配置されるように 1 つのダッシュボードを構成できるようになりました。 デスクトップまたはモバイル デバイスのどちらでも各ビューの表示が最適化されます。 ダッシュボードを開くと、最適化されたビューが読み込まれます。 ダッシュボードのモバイル ビューを作成し、デスクトップ ビューと同じエレメントまたは構成が異なる新しいエレメントを含めることができます。 ダッシュボードのモバイル ビューは、デスクトップ ビューを補完し、外出時のユーザーに情報を提供することを目的としています。
  • 新しい 2 つのマップ オプションがマップ エレメントに追加されました。 [現在の場所を検索] オプションを選択すると、ユーザーのデバイスの大まかな位置を中央に配置してマップが拡大表示されます。 [コンパス] オプションを選択すると、マップの回転角が表示され、ユーザーがマップの方向を北向きに変更できるようになります。
  • マップの操作レイヤーで選択を行ってレイヤー アクションを開始する方法が改善され、ユーザーが選択ツールを使用せずにフィーチャを選択できるようになりました。 レイヤー アクションが構成されている場合に、マップ上のフィーチャをクリックして、アクションを自動的に開始できるようになりました。 必要に応じて、ユーザーが追加の選択ツールを使用して複数のフィーチャを選択できるようにすることもできます。
  • ダッシュボード ユーザーは、エレメントからソース データをダウンロードする際に、サイン インする必要がなくなりました。
  • キーボードによるナビゲーションの整合性の向上、フォーカス管理の強化、スクリーン リーダー サポートの拡張など、ダッシュボードのアクセシビリティが改善されました。 また、ダッシュボード上のエレメントごとにアクセス可能な名前を構成できるようになりました。 アクセス可能な名前は、スクリーン リーダーを使用している場合に読み上げられる名前です。

2023 年 2 月

2023 年 2 月の更新には、次の内容が含まれています。

2022 年 11 月

2022 年 11 月のアップデートには、以下が含まれています。

  • リスト エレメントの検索を有効にすることができるようになりました。 検索を有効にすると、検索フィールドがリストに追加され、ダッシュボードの閲覧者がリスト アイテムをすばやく探せるようになります。
  • ダッシュボードを操作した後、ダッシュボードの閲覧者がダッシュボードをリセットすることを、許可できるようになりました。 ダッシュボードをリセットすると、エレメントに対して行われた選択は解除されます。マップはデフォルトの範囲に戻され、タブとフィーチャは最初の値に戻されます。
  • ダッシュボードの構成時に、フィーチャの追従アクションを使用できるようになりました。 エレメントに対してフィーチャの追従アクションを構成できるようにすると、ターゲット マップ エレメントを画面移動して特定のフィーチャが中央になるようにフィーチャを表示できます。 以前に ArcGIS Dashboards Classic で最後に更新されたダッシュボードにフィーチャの追従アクションを構成した場合、そのアクションを ArcGIS Dashboards で再構成する必要があります。

2022 年 6 月

ArcGIS Dashboards の 2022 年 6 月のアップデートには、以下が含まれています。

  • グループ化された値に基づくカテゴリを使用したエレメントが、画面移動、ズーム、フラッシュのアクションを備えたマップを対象にできるようになりました。
  • データ駆動型エレメントのデータのダウンロードを有効化するとき、ソース データのみ、集計データのみ、またはその両方のダウンロードを有効化できるようになりました。
  • ダッシュボード ユーザーは、サイン インしなくても集計データをダウンロードできるようになりました。

2022 年 3 月

ArcGIS Dashboards の 2022 年 3 月のアップデートには、以下が含まれています。

  • ArcGIS Dashboards Classic は開発終了バージョン サポートに移行済みであり、ArcGIS Online の 2022 年 9 月のリリースで廃止される予定です。 フィーチャに追従操作を除いて、ArcGIS Dashboards Classic のすべての機能が ArcGIS Dashboards でサポートされています。 フィーチャに追従操作を含むダッシュボードは ArcGIS Dashboards でまだ開きますが、この操作を使用することはできません。 ArcGIS Dashboards Classic で最後に更新されたダッシュボードでは、そのダッシュボードのデータ ソースを Map Viewer で開き、そのダッシュボードを ArcGIS Dashboards で開いて、すべての機能を検証することを強くお勧めします。 検証が終了したら、ダッシュボードを保存してアップグレードしてください。 詳細については、ArcGIS Dashboards Classic の廃止に関するお知らせをご参照ください。
  • Esri では、障害を抱えたユーザーを含め、Esri 製品のすべてのユーザーがアクセシビリティのガイドラインおよび標準を遵守することの重要性を認識しています。 アクセシビリティ機能の適合性レベルが記載された「ArcGIS Dashboards のアクセシビリティ適合レポート」を利用できるようになりました。
  • エレメントを構成するためのユーザー インターフェイスが更新され、エレメント構成、ダッシュボード構成、ArcGIS Online のその他の場所で統一された共通の外観になりました。
  • データドライブ エレメントに関して、エレメントの構成時にプレビュー エリア内のデータ ソース テーブルを展開したり折りたたんだりすることで、より多くの情報に基づいて構成の選択ができるようになりました。 エレメントの構成ウィンドウのいずれかのタブでデータ テーブルを展開して、エレメントを補足するデータを表示しながら、同時にそのエレメントの構成プレビューを確認することができます。
  • アクションをサポートしているエレメントに関して、アクションの構成が強化され、より直感的になりました。 エレメントに対するアクションを構成する際に、実行できるすべてのアクションとそのターゲットが提示されるようになりました。 アクションのオン/オフを切り替えて、アクションのターゲットの選択をすばやく実行できるようになりました。
  • カラー パレットが更新され、ユーザー設定の色を選択してカラー パレットに保存し、ダッシュボードの他の場所でその色を使用できるようになりました。
  • ダッシュボードのレイアウト上で配置したい場所に直接、エレメントを追加できるようになりました。 ダッシュボードのツールバーに新しく追加された [エレメントの追加] ボタンを使用してエレメントを追加し、ダッシュボードのレイアウト上でそのエレメントを配置したい場所を選択することができます。
  • 既存のエレメントを複製すると、元のエレメントが配置されている行または列に複製したエレメントが自動的に追加されるようになりました。
  • マルチシリーズ シリアル チャートでの並べ替えが改善されました。 シリアル チャートがグループ化された値に基づいており、そのチャートに [分割] フィールドが構成されている場合に、そのチャートのシリーズだけでなく、各シリーズでデータ ポイントの並べ替えができるようになりました。 各シリーズでデータ ポイントを並べ替えると、これらのデータ ポイントが特定の順序で表示され、チャートの凡例に反映されるようになります。
  • 高度な書式設定で使用できる次の 2 つのプロパティがテーブル エレメントに新しく追加されました。 textColor プロパティでは、セルのテキストの色を設定できます。 hoverText プロパティでは、セル内の値にポインターを合わせると表示されるテキストを追加できます。

2021 年 12 月

ArcGIS Dashboards の 2021 年 12 月の更新内容は、次のとおりです。

  • 新しい作成機能 - ダッシュボードを作成するためのユーザー インターフェイスが更新されました。 サイド ツールバーのダッシュボードの設定サブスクリプション コンテンツ保存オプションなど、ダッシュボードの作成ツールを見つけることができます。 ツールバーには、新しい [レイアウト] パネルも含まれており、ここでダッシュボード レイアウトの表示と管理を行えます。 すべてのエレメントを 1 か所に表示し、個別に、または行や列によって管理できます。
  • テーブル エレメント - ダッシュボードの作成者向けに新しいデータ視覚化が追加されました。 [テーブル] エレメントを使用し、データをテーブル形式で視覚化します。 グループ化された値またはフィーチャに基づくテーブルを作成できます。 テーブルは、ArcGIS Arcade を使用した高度な書式設定をサポートしており、ダッシュボードのアクションの対象にすることもできます。
  • チャートの改善 - シリアル チャートとパイ チャートが別々のデータ ソースに基づくエレメントをターゲットにすることができるようになりました。 ソースとターゲットが異なるデータ ソースに基づいている場合、これらのソース間のリレーションシップが確立されている必要があります。

2021 年 9 月

2021 年 9 月に更新された ArcGIS Dashboards には、ダッシュボードのエレメントでデータのダウンロードを有効化する機能の追加と、マップ範囲フィルターのパフォーマンスの改善が含まれています。

  • ArcGIS Online のホスト フィーチャ レイヤーを利用するエレメントに対して、データのダウンロードを有効化できるようになりました。 データのダウンロードを有効化すると、サイン インしたユーザーがエレメントのソース データを含む CSV ファイルをダウンロードできるようになります。 シリアル チャートやパイ チャートのように、集計データを表示するエレメントでは、ユーザーが集計データのみをダウンロードすることもできます。
  • パブリックに共有されているダッシュボードでは、高い需要とネットワーク トラフィックに対応して規模を拡大できるように、マップ範囲フィルターを処理できるようになりました。 パブリックなダッシュボードでマップ範囲フィルターを構成するときは、ターゲット エレメントが常にマップの操作レイヤーに基づいていることを確認してください。

2021 年 6 月

  • セレクターが再設計され、新しい構成オプションが導入されました。 セレクターに次の機能拡張が加えられました。
    • セレクターのプレゼンテーション モードを選択して、ダッシュボード上でのセレクターの見栄えをよくすることができるようになりました。 [インライン][アコーディオン]、または [ドロップダウン] 表示モードの中から選択することで、セレクターを効率よく表示できるようになりました。
    • セレクターにアイコンを追加することで、セレクターをより明確に区別できるようになりました。
    • [リセットの表示] オプションを使用して、実行時にセレクターの入力を消去できるようになりました。
    • 複数の選択が可能なカテゴリ セレクターで、[選択セットの表示] をクリックして、選択したカテゴリだけが実行時に表示されるようにリストを絞り込むことができるようになりました。
    • 数値セレクターおよび日付セレクターで、両方の入力オプションを使用して値を入力できるようになりました。
    • 日付ピッカーを使用する日付セレクターで、時刻を挿入するかどうかを必要に応じて選択できるようになりました。
  • ヘッダーのサイズを選択するオプションが削除されました。 異なる 2 つのサイズもまだ存在しますが、ヘッダーのサイズはそのヘッダーの内容に応じて自動的に決定されます。

2021 年 4 月

2021 年 4 月のリリースには、新しいバージョンの ArcGIS Dashboards のリリースが含まれています。 ArcGIS Dashboards の以前のバージョンは ArcGIS Dashboards Classic になりました。 新しいバージョンの Dashboards に加えられた更新内容を次に示します。

  • ArcGIS Dashboards の URL が <yourURL>.arcgis.com/apps/dashboards/ に更新されました。 このリリースより前に作成されたダッシュボードは、自動的に新しい URL で開きます。 埋め込みダッシュボードは、引き続き機能します。 ArcGIS Dashboards でダッシュボードを開き、[保存] をクリックして、すべてのダッシュボードを新しい URL に更新することをお勧めします。​
  • リストおよびインジケーター エレメントでは、新しい [高度な書式設定] オプションを利用して、ArcGIS Arcade で作成された式によって、データ ポイントがどのようにレンダリングされるかをカスタマイズできるようになりました。
  • データ式を作成して、データドリブン エレメントで利用できるようになりました。 Arcade を使用して、既存のデータを結合、モデリング、および拡張することで、データで新たな考察を明確にするためのフィーチャ セットを作成できます。
  • 選択ベースの表示を使用して、ダッシュボード上の他のどこかで選択が行われている場合のみレンダリングするようにエレメントを構成できるようになりました。 フィルター アクションのターゲット エレメントを構成する場合、[フィルター処理時のみレンダリング] 切り替えボタンを有効にして、ターゲットのビジュアライゼーションがレンダリングされる前に、ユーザーがソース エレメント上で選択を行うようにすることができます。 選択操作が必要な場合、ターゲット エレメントでメッセージをカスタマイズできます。
  • マップ エレメント内のポップアップが、Web マップで構成された内容 (Arcade 式や画像の回転など) の間で、より高い一貫性を持つ設計になっています。
  • 新しい Map Viewer の機能 (グループ レイヤークラスタリングブックマークなど) を利用できます。
  • フィーチャ コレクションCSV Web レイヤーが、エレメントのデータ ソースとして追加でサポートされています。 CSV Web レイヤーまたはフィーチャ コレクションを含むマップを追加する場合、それらをエレメントのデータ ソースとして使用して、アクションを構成できるようになりました。
  • 値の書式設定の新しい構成オプションでは、ユーザーのロケールに基づいて自動的に書式設定された数値パターンをオーバーライドできます。
  • テキスト、背景、および他のエレメント コンポーネントの色を選択する場合、既存のカラー パレットおよび 16 進数コード フィールドに加えて、RGB 値を入力したり、HSL 構文を使用したりすることもできるようになりました。
  • 統計の種類としてパーセンタイルが追加されました。 インジケーター、ゲージ、またはシリアル チャート エレメントを構成する場合は、パーセンタイルを選択し、パーセンタイル値を指定して、離散分布と連続分布のどちらが必要であるかを指定できます。
  • 個数統計情報が改善され、インジケーター、ゲージ、シリアル チャート、またはパイ チャート エレメントを構成する場合に、値でカウントするか、個別値でカウントするかを選択できます。
  • 日付フィルターに、日付オプションがさらに追加されました。 相対日付フィルターを選択する場合に、時間単位として週、月、四半期、または年を選択できるようになりました。
  • URL パラメーターの構造が新しくなっています。 URL パラメーターでは、疑問符 (?) ではなくハッシュ (#) を使用して、ダッシュボードの URL にパラメーターを追加するようになりました。
  • 新しいダッシュボード設定が導入され、ダッシュボードの作成者がエレメントの拡大を制限できるようになりました。 新しい切り替えボタン [エレメントの拡大を許可] がオフである場合は、実行時にダッシュボード エレメントを拡大できません。
  • 日付ベースで、日付の区切りが有効なラインまたはスムーズ ライン シリアル チャートでは、欠損データ ポイントが原因で発生するギャップを接続できます。
  • ダッシュボードのレイアウトを調整するときに、エレメントのサイズ調整をより高い精度で行えるようになりました。 サイズを調整するときに、エレメントに占有されている画面の割合を確認できるようになりました。

2020 年 9 月~ 12 月

ArcGIS Dashboards の 9 月から 12 月のリリースでは、不具合の修正と、安定性とセキュリティの改善が行われています。

2020 年 6 月

ArcGIS Dashboards のベータ版がリリースされました。ダッシュボード エレメントでの Arcade のサポート、新しい統計情報の種類、追加のデータ ソースのサポートなどの新機能とユーザー エクスペリエンスの向上が含まれています。

2020 年 3 月

ArcGIS Dashboards の 2020 年 3 月のリリースでは、不具合の修正と、安定性とセキュリティの改善が行われました。 大量のトラフィックと視聴が可能なダッシュボードの作成と共有に関するベスト プラクティスも利用可能になりました。 「高スケーラブルなダッシュボードの構築」に従うと、需要の高い状況でダッシュボードによって生成されるトラフィックの増加に効果的に対応できます。

2019 年 6 月~ 12 月

ArcGIS Dashboards の 6 月から 12 月のリリースでは、不具合の修正と、安定性とセキュリティの改善が行われています。

2019 年 3 月

  • ウクライナ語、アラビア語、ヘブライ語を新たに使用できるようになりました。 ロケールがこれらの言語の 1 つに設定されている場合、ダッシュボードはこの設定を適用します。
  • カテゴリ セレクターは、複数選択を許可するように構成した場合、[なし] オプションを含めることができるようになりました。 これを使用すると、多くのアイテムを一度で簡単に選択解除できます。
  • エレメントが [データはありません] または [値がありません] を表示するときに利用できる書式設定オプションが追加されました。
  • インジケーターおよびヘッダー エレメントで、新しいアイコンを利用できるようになりました。

2018 年 12 月

2018 年 12 月のアップデートでは、URL パラメーターを通じてダッシュボードの構成の柔軟性が向上しました。 実行時にアクションを引き起こすように設計された次のパラメーター タイプが使用できます。

  • カテゴリ
  • 数値
  • Date
  • 機能
  • ジオメトリ

2018 年 9 月

  • ポイントのズーム縮尺を制御できるマップ設定が追加されました。
  • 複数のチャートの改善。
  • パイ チャートの凡例の数値形式とラベルおよびホバー テキストをより詳細に制御できるようになりました。
  • グループ化された値のシリアル チャートで、カテゴリの最大数を設定できるようになりました。
  • シリアル チャートの軸タイトルの回転設定が新しくなりました。
  • カテゴリ選択における作成者の操作が改善されました。
  • リストの選択色を制御できる新しいオプション。
  • ダッシュボードで、そのダッシュボードの読み込み時に作成者が構成したすべてのアクションが優先されるようになりました。
    ヒント:

    これを防ぐには、デフォルトの選択項目に [なし] オプションを追加します。

2018 年 6 月

  • 対話型のダッシュボードを構成する際、2 つの新しいアクション ([ポップアップの表示] と [フィーチャに追従]) を利用できるようになりました。
  • ナビゲーション バーの新しいダッシュボード設定ボタンを使用することで、作成者は次の操作ができます。
    • 背景、枠線、エレメント、タブ、および選択の色の変更。
    • さまざまなダッシュボード エレメントで使用される単位の接頭辞の変更。
    • 実行時のエンド ユーザーによるダッシュボード エレメントのサイズ変更可否の制御。
  • インジケーターおよびヘッダー エレメントで、多くの新しいアイコンを利用できるようになりました。
  • パイ チャートのラベルと凡例のテキスト サイズが構成できるようになりました。
  • シリアル チャートは、値軸での対数スケールをサポートするようになりました。
  • エレメントにデータが表示されていない場合の、タイトルと説明の表示有無の詳細な制御。
  • スマートフォンでダッシュボードを表示できるようになりました。
    注意:

    作成者は、小さな画面に適したダッシュボードの設計に注意する必要があります。 主な注意事項としては、表示されるエレメント数の制限、適切なテキストの使用、エレメントのグループ化や積み上げといったダッシュボード機能の活用などがあります。

2018 年 4 月

  • シリアル チャートおよびパイ チャートを、ダッシュボードのアクションのソースにすることができるようになりました。
  • 新しいエンベデッド コンテンツ エレメントを使用して、ドキュメント、画像、ビデオ、またはその他の Web コンテンツをダッシュボードに埋め込むことができます。
  • インジケーター エレメントおよび ゲージ エレメントで、単一フィーチャ モードを使用できるようになりました。
  • サブスクリプション コンテンツを含んでいるダッシュボードに、新しいオプションが追加されました。
  • マップ エレメントが、縮尺記号および検索機能を含むようになりました。
  • URL パラメーターを使用して、ダッシュボードのロケールを設定します。
  • インジケーター エレメントが 100 個以上の新しいアイコンをサポートするようになりました。
  • ヘッダー エレメントで、ロゴとしてインジケーター アイコンを使用できます。
  • データを使用できないときにダッシュボード エレメント上に表示されるテキストを制御する機能の追加などの、ダッシュボード作成者のためのさまざまな使い勝手の改良が行われました。

2017 年 12 月

次世代のユーザー エクスペリエンスである ArcGIS Dashboards が 2017 年 12 月に ArcGIS Enterprise10.6 にリリースされました。 これは、以下のサポートを含むメジャー リリースです。

  • ダッシュボードを完全にブラウザー内で作成します。 Windows アプリをダウンロードしてインストールする必要がなくなりました。 Dashboards を ArcGIS 組織サイトから起動することができます。 ArcGIS 組織サイトのコンテンツ内、またはダッシュボードのホーム ページ上で、ダッシュボードを参照して管理することもできます。
  • 互いに通信するチャート、ゲージ、マップ、およびその他の視覚的エレメントで構成された、高度な対話機能を持つダッシュボードを構成できます。
  • スマート マッピング、ヒート マップ レンダリング、ベクター ベースマップ、ストリーム レイヤー、およびラベルのサポートにより、優れたマップを使用できます。 Arcade 条件式を使用して、マップのラベルおよびシンボルを拡張したり、カスタム ポップアップ コンテンツを作成することもできます。
  • マルチシリーズ チャート、組み合わせチャート、積み上げチャート、100% 積み上げチャートなどの、さまざまなタイプおよびスタイルの洗練されたチャートを作成できます。 チャート内の色を、マップのシンボルの色に合わせることもできます。
  • グループ化および積み上げにより、強力なレイアウトを設計できます。
  • 魅力的で直感的なデフォルト スタイル、およびカスタム HTML単位の接頭辞の付加日付の書式設定などの、ダッシュボードの外観と操作性をカスタマイズするための追加オプションによって、データの視覚化が改良されました。
  • 改良された日付に基づくフィルターを利用できます。