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ArcGIS Data Store のトラブルシューティング

ArcGIS Data Store の設定時または使用時に発生する可能性のある問題を、それぞれの解決策へのリンクとともに示します。

ArcGIS Data Store のインストールと構成

ArcGIS Data Store のアップグレード

バックアップと復元

一般

ArcGIS Data Store のインストールと構成

ArcGIS Data Store をインストールすると、次のエラー メッセージが表示されます。[ファイルの解凍中に予期しないエラーが発生しました。 欠落しているボリューム ファイルを確認してください。 エラー コード 1 -2147467259]。

12.0 以降、ArcGIS Data Store 自己解凍型パッケージは、.exe 拡張子と .exe.001 拡張子を持つ 2 つのファイルで構成されるようになりました。 パッケージを抽出するには、両方のファイルが同じフォルダー内にあることを確認します。

同じコンピューター上の 2 つ目の場所に ArcGIS Data Store をインストールできません。

ArcGIS Data Store は、1 台のコンピューターにつき、1 つのみインストールできます。

ソフトウェアをインストールする際、インストールするデータ タイプを選択します。 Microsoft Windows サーバーでは、データ ストア タイプを追加するために ArcGIS Data Store インストールを複数回実行できますが、インストールの場所は変更できません。 Linux サーバーでは、同じコンピューターでインストーラーを再度実行することはできません。

データ ストアの構成時に、「コンピューター上のサーバーに接続できませんでした。 そのコンピューター上で ArcGIS Data Store または ArcGIS Server が実行されていないか、そのコンピューターには現在アクセスできません。」というメッセージが表示されます。

指定された URL を使用して ArcGIS Data StoreGIS Server サイトに接続できません。 次の点を確認して、もう一度やり直してください。

  • URL が正しいことを確認します。 URL の形式は https://gisserver.domain.com:6443 でなければなりません。
  • GIS Server サイトが実行されていることを確認します。

データ ストアの構成時に、「データ ストア コンピューターを構成できませんでした。 ArcGIS Data Store と ArcGIS Server のリリース バージョンは同じである必要があります。」というメッセージが表示されます。

ArcGIS ServerArcGIS Data Store は同じリリースでなければなりません。 GIS Server サイトを ArcGIS Data Store と同じリリースにアップグレードするか、GIS Server サイトと一致するバージョンの ArcGIS Data Store をインストールして構成します。

データ ストア ('<プライマリー データ ストア コンピューター名>') には、構成されているスタンバイ コンピューターがすでにあります。 データ ストアに複数のスタンバイ コンピューターを含めることはできません。」というメッセージが表示されます。

2 台のコンピューター (1 台のプライマリー コンピューターと 1 台のスタンバイ コンピューター) だけをリレーショナル データ ストアに含めることができます。 新しいスタンバイ コンピューターを追加する場合は、まず既存のスタンバイ コンピューターを削除する必要があります。

ディレクトリーを作成できません。」というメッセージが表示されます。

このメッセージが表示される原因として、次のことが考えられます。

  • 指定したコンテンツ ディレクトリーがすでに使用されている。

    既存のディレクトリーを指定する場合は、そのディレクトリーにファイルが含まれていてはいけません。

  • 指定した場所にディレクトリーを作成する権限を持っていない。 十分な権限を持っていることを確認してください。
  • リモート コンピューター上のディレクトリーを指定した。 ArcGIS Data Store のインストール場所からリモートにあるコンピューター上に ArcGIS Data Store のコンテンツ ディレクトリーを保存することはできません。

リレーショナル データ ストアの構成時に、「リレーショナル データ ストアのデータベースを開始できませんでした。」というメッセージが表示されます。

このメッセージは、リレーショナル データ ストアに必要な PostgreSQL データベースが作成できなかったことを示しています。 多くの理由が考えられますが、最も一般的な理由として、データストア構成ウィザードまたは configuredatastore ユーティリティーがデータベースを作成するための PostgreSQL に接続できなかったことが挙げられます。 これは、ArcGIS Data Store アカウントが ArcGIS Data Store コンテンツ ディレクトリーに対する十分な権限を持っていないか、コンピューター上のセキュリティー設定が原因で PostgreSQL サービス (Windows の場合) またはプロセス (Linux の場合) を起動できなかったことを示しています。 PostgreSQL が実行されていることを確認します。 実行されていない場合、ドメイン ポリシー、ファイアウォール設定、またはアンチウイルス ソフトウェアの設定によって起動できない状態なのかどうかチェックします。 PostgreSQL が実行されている場合は、ArcGIS Data Store アカウントに、コンテンツ ディレクトリーに対するフル コントロール (読み取り、書き込み、実行) の権限が付与されていることを確認します。

リレーショナル データ ストアを Windows コンピューター上に構成すると、エラーが発生し、「エラー: 最新の ST_GEOMETRY ライブラリーを PostgreSQL ソフトウェアの配置場所にコピーする必要があります。」というメッセージが表示されます。

ArcGIS Data Store がインストールされているコンピューター上に適切なバージョンの Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio がインストールされていない可能性があります。 ArcGIS Data Store のシステム要件を調べて、現在使用しているバージョンの ArcGIS Data Store に必要な Redistributable のバージョンを確認してください。

同じコンピューター上で別のタイプの ArcGIS Data Store を構成すると、異なる ArcGIS Data Store コンテンツ ディレクトリーを使用できません。

それは仕様です。 同じコンピューター上で実行されるすべての ArcGIS Data Store タイプは、同じ ArcGIS Data Store コンテンツ ディレクトリーを使用します。

ArcGIS Data Store のアップグレード

使用している ArcGIS Data Store が正常に機能しない場合、または、アップグレードした配置をテストした後、前のソフトウェア バージョンに戻す必要がある場合に、データ ストアをどのようにして前の ArcGIS Data Store バージョンに戻せばよいですか?

ArcGIS Data Store は、ArcGIS Enterprise デプロイメント全体の一部であり、このデプロイメントの他のコンポーネントと同じバージョンで実行される必要があります。 アップグレードの前に webgisdr ユーティリティーを使用してデプロイメントのバックアップを作成している場合、そのバックアップを使用して、古いバージョンのソフトウェアをインストールし、ほとんどのコンポーネントを復元することができます。 デプロイメントに時空間ビッグ データ ストアが含まれている場合は、残りの ArcGIS Enterprise デプロイメントを前のバージョンに復元した後に、次の手順に従ってそれらのデータ ストアを前のバージョンの ArcGIS Data Store に復元します:

  1. すべての時空間ビッグ データ ストアのコンピューターから ArcGIS Data Store をアンインストールします。
  2. 戻したい ArcGIS Data Store バージョンを、時空間ビッグ データ ストアのすべてのコンピューターにインストールします。 この時点では、まだ構成は行いません。
  3. restoredatastore ユーティリティーとアップグレード前に作成した時空間ビッグ データ ストアのバックアップ ファイルを使用して、ビッグ データ ストアを復元します。

注意:

どのバージョンに戻すかによって、webgisdr ユーティリティーで作成されていたバックアップに含まれていない他のタイプのデータ ストアを復元するために、restoredatastore ユーティリティーを使用しなければならないこともあります。 たとえば、グラフ ストアは 11.5 までは webgisdr ユーティリティーで作成されたバックアップには含まれていませんでした。また、オブジェクト ストアは 11.4 までは webgisdr ユーティリティーで作成されたバックアップには含まれておらず、かつ INCLUDE_OBJECT_STORE_CACHES プロパティを true に設定しなくてはなりませんでした。

Webhook を使用する ArcGIS Enterprise のデプロイメントのすべての部分をアップグレードした後、ArcGIS Data Store ログ ファイルに次のいずれかのメッセージが表示され、Webhook が動作しません:

  • Severe Webhook log: Error in Webhook Processor. init WebhookProcessors failed. FS Webhook processor init failed Connecting to queue : <ID>
  • Could not create a queue with id : <ID>
  • SEVERE Failed to configure queue store.

リレーショナル データ ストア コンピューターで修復操作が必要になることがあります。 Esri テクニカル サポート (米国) または販売代理店 (米国以外) にお問い合わせください。

バックアップと復元

バックアップを格納しているディレクトリーが格納領域を大量に使用しています。

各データ ストアのバックアップのサイズは、使用しているデータの量とサイズ、ArcGIS Data Store でバックアップが作成される間隔、バックアップ ファイルが保持される期間によって異なります。

リレーショナル データ ストアの場合、自動バックアップの作成間隔とその保持期間をスケジュール設定できます。 自動バックアップの格納に使用されているバックアップ ディレクトリーがストレージを大量に使用している場合は、コンピューター上の空き容量を増やすか、ArcGIS Data Storeバックアップ間隔保持期間を変更します。

ArcGIS Data Store が作成した他のタイプのデータ ストアのバックアップ ファイル用に場所を構成する場合、自動バックアップの作成間隔の予定を決めることもできます。 ただし、これらのバックアップ ファイルが不要になった場合のクリーニング操作はユーザーが行う必要があります。 このため、バックアップ ファイルの古さをチェックし、ディスク容量を解放するために一部のファイルを削除できるかどうかを判断します。 あるいは、古いファイルを別の場所に移動し、メディアをバックアップするなどして、ディスク容量を解放する方法もあります。

ArcGIS Data Store が作成した自動バックアップの格納用に定義した場所のほか、別の場所を定義して backupdatastore ユーティリティーを使用して作成したバックアップ ファイルを格納することができます。 これらの追加のバックアップ場所に格納されたファイルが不要になった場合のクリーニング操作は、ユーザーが行う必要があります。 追加のバックアップ場所のディスク容量が不足している場合は、ファイルの古さをチェックし、一部のファイルが削除できるかどうかを判断します。 あるいは、古いファイルを別の場所に移動するか、メディアをバックアップして、ディスク容量を解放します。

deletebackup ユーティリティーの実行時に、「バックアップ 'backup_oneFS' を削除することはできません。 削除できるのは、将来の復元に必要でない手動バックアップのみです。」というエラー メッセージが表示されます。

このメッセージは、データ ストアを正しく復元するために必要なバックアップ ファイルを削除しようとしたときに返されます。 バックアップ ファイルが、データ ストアに設定したバックアップ保持期間中に作成されたものである場合、そのバックアップを削除することはできません。

一般

ArcGIS Data Store ユーティリティーを実行すると、[エラー: AGSDATASTORE 変数が設定されていません] というメッセージが表示されます。

ArcGIS Data Store セットアップ用の実行可能ファイルとデータストア構成ウィザードは、AGSDATASTORE 変数を ArcGIS Data Store のインストール先ディレクトリーに設定します。 セットアップの実行ファイルを実行したコマンド プロンプトから configuredatastore ユーティリティーを実行した場合、当該変数が設定される前にコマンド プロンプト セッションが開始されるため、セッションでは、変数が設定されていることが認識されません。 同様に、データ ストア構成ウィザードを実行する前にコマンド プロンプトを開き、コマンド プロンプトでいずれかのユーティリティーを実行しようとした場合も、当該変数が設定される前にコマンド プロンプト セッションが開始されるため、このメッセージが表示されます。 この問題を解決するには、新しいコマンド プロンプトを開いて、ユーティリティーを実行します。

コンピューター '<完全修飾コンピューター名>' 上のサーバーに接続できませんでした。 そのコンピューター上で ArcGIS Data Store または ArcGIS Server が実行されていないか、そのコンピューターには現在アクセスできません。」というメッセージが表示されます。

さまざまな状況でこのメッセージが表示される可能性がありますが、どの場合でも ArcGIS Data Store またはその登録先の GIS Server サイトへの接続試行が失敗しています。 どちらも接続可能な状態であることを確認してください。 また、接続試行元のクライアントがネットワークに接続していることも確認してください。

ArcGIS Server Administrator Directory で時空間ビッグ データ ストアを検証すると、「サーバー コンピューターがエラーを返しました。 使用できる構成済みノードがありません」というメッセージが表示されます。

このメッセージは、時空間ビッグ データ ストアを ArcGIS Server サイトで構成し、ArcGIS Server Administrator Directory の削除機能を使用してサイトからコンピューターを削除した後で、同じ時空間ビッグ データ ストアを同じ (または異なる) ArcGIS Server サイトに登録しようとしたときに表示されます。

削除機能は、リレーショナル データ ストアからスタンバイ コンピューターを削除するために使用するものです。その他のタイプの ArcGIS Data Store の登録解除には使用しないでください。 時空間ビッグ データ ストアが最初に登録された ArcGIS Server サイトから時空間ビッグ データ ストアを登録解除するには、unregisterdatastore ユーティリティーを使用します。 このユーティリティーを実行すると、サイトから時空間ビッグ データ ストアが完全に登録解除され、ArcGIS Enterprise ホスティング サーバーとして使用されている GIS Server に登録できるようになります。

公開者がホスト フィーチャ レイヤーを ArcGIS Enterprise に公開すると次のメッセージが表示されます: サービスを作成できませんでした。DBMS エラー [エラー: 読み取り専用のトランザクションで CREATE TABLE を実行できません...] さらに、ArcGIS Data Store ログ ファイルに次のメッセージが表示されます: リレーショナル データ ストアの空き容量が 1024 MB 未満です。 リレーショナル データ ストアは、READONLY モードで配置されます。 ドライブ上のディスク容量を増やすと、リレーショナル データ ストアを再び READWRITE モードで配置できるようになります。

プライマリー リレーショナル データ ストアが実行されているコンピューターのディスク容量が一定のサイズを下回ると、データの損失を防ぐために、プライマリー リレーショナル データ ストアが読み取り専用モードに設定されます。 デフォルトでは、そのサイズは 1024 MB ですが、changedbproperties ユーティリティーを使用して、これを別のサイズに変更した可能性があります。

プライマリー リレーショナル データ ストア コンピューターが読み取り専用モードになると、ホスト フィーチャ レイヤーを公開できなくなります。 リレーショナル データ ストアの読み取り専用モードを解除するには、ディスク容量をプライマリー データ ストア コンピューターに追加した後、changedatastoremode ユーティリティーを実行して、リレーショナル データ ストアを再び読み書きモードに戻します。次に updatebackupschedule ユーティリティーを実行して、リレーショナル データ ストアの自動バックアップを再設定します。

ArcGIS Data Store ユーティリティーを実行しているときに、引用符やその他の特殊文字が含まれているパスワードはどのように入力すればよいですか?

テキストを二重引用符 (") で囲んで入力することができます。 Linux オペレーティング システムでは、単一引用符 (') も使用できます。 パスワードやその他のテキストに引用符が含まれている場合、テキスト内の引用符が閉じ引用符でないことを示すエスケープ文字を入力する必要があります。

たとえば、入力する必要があるパスワードが n0tsew"r@ndom である場合、パスワード内の引用符が閉じ引用符でないことを示すバックスラッシュ (\) エスケープ文字を追加します。 そのため、このパスワードの場合は「"n0tsew\"r@ndom"」と入力します。

ArcGIS Data Store ログ ファイルは、キュー ストアを参照します。 これは何でしょうか?

キュー ストアは、リレーショナル データ ストアと同じコンピューターに自動的に作成されるシステム データ ストアです。 Webhook をサポートするために必要です。 キュー ストアを直接構成したり、キュー ストアと直接やり取りしたりすることはありません。 ログ ファイルに記された、それらに関するメッセージは、Esri テクニカル サポートが必要に応じて使用することを目的としています。