Skip To Content

ArcGIS Enterprise Builder 構成ウィザード

この ArcGIS 10.5 ドキュメントはアーカイブされており、今後更新されません。 コンテンツとリンクが古い場合があります。 最新のドキュメントをご参照ください

ArcGIS Enterprise Builder でソフトウェアのインストールが終了すると、ブラウザーが開き、ArcGIS Enterprise 構成ウィザードが表示されます。まだ ArcGIS Enterprise Builder を使用してソフトウェアをインストールしていない場合は、処理を進める前に、「ArcGIS Enterprise Builder を使用してインストール」で詳しい手順を確認してください。

構成ウィザードの使用

ArcGIS Enterprise Builder を使用してソフトウェアをインストールした後、基本配置の設定を完了するために構成ウィザードで次の手順を実行します。

  1. まだ開いていない場合は、構成ウィザードの URL (https://mymachine.mydomain.com:6443/arcgis/enterprise) を参照して選択します。ArcGIS Enterprise 構成ウィザードに使用するコンピューターを検索し、ショートカットで起動することもできます。
  2. 構成ウィザードの最初のパネルにある [作成] をクリックします。
  3. [初期管理者アカウント] パネルで、初期管理者アカウントの認証情報を指定します。このアカウントは、ArcGIS Enterprise 配置への初回サイン インと初期管理タスク (追加アカウントの作成など) に使用されます。このアカウントは、サーバー コンポーネントとポータル コンポーネントのどちらにも適用されます。[次へ] をクリックします。
  4. [その他のアカウント情報] パネルで、初期管理者アカウントの追加情報を入力して [次へ] をクリックします。
  5. [ルート コンテンツ ディレクトリ] パネルで、ログと構成ファイルを格納するコンテンツ ディレクトリの場所を指定します。デフォルトの場所は、c:\arcgis です。

    注意:

    追加のシステム ディレクトリは、指定した [ルート コンテンツ ディレクトリ] の外側に作成される点に注意してください。

  6. [構成サマリー] パネルで、初期管理者アカウントとコンテンツ ディレクトリの場所を確認します。 [完了] をクリックします。

構成が開始されると、進捗状況インジケーターに一連の構成手順が表示され、終了した手順に緑色のチェックマークが付きます。

注意:

GIS Server サイトを作成する構成ウィザードの手順 3 の実行中に、ArcGIS Server サイトの作成に失敗したという内容のエラー メッセージが表示された場合は、C:\<ArcGIS Server installation directory>\ArcGIS\Server\usr\logs フォルダー内にあるログで詳細を確認してください。

コンポーネントの構成が完了すると、すべてのコンポーネントが正しく構成されたことを示す [ArcGIS Enterprise 構成ステータス] パネルが表示されます。

構成済みコンポーネント

ArcGIS Enterprise 構成ウィザードの手順がすべて終了すると、次のコンポーネントが構成されます。

  • 同じ初期管理者アカウントで構成されたポータルと ArcGIS Server サイト
  • GIS Server としてライセンスが付与された ArcGIS Server サイト
  • ArcGIS Server サイトに登録されたリレーショナル データ ストアとタイル キャッシュ データ ストア
  • portal」という名前のポータルの ArcGIS Web Adaptor
  • server」という名前の ArcGIS Server サイトの ArcGIS Web Adaptor ArcGIS Web Adaptor 経由で ArcGIS Server サイトへの管理アクセスが有効になりました。

GIS Server サイトがポータルとフェデレートされ、ポータルのホスティング サーバーとして設定されます。

構成後のポータルと ArcGIS Server Manager の URL の例

構成サマリーで提供されたリンクを使用して、ポータルのカスタマイズメンバーの追加コンテンツの追加、およびセキュリティの構成を開始することができます。また、Server Manager を使用して、公開済みのサービスを管理することもできます。