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ソフトウェアのパッチとアップデートの確認およびインストール

Esri は、ArcGIS Enterprise など、ArcGIS のすべてのコンポーネントのソフトウェア パッチおよびアップデートを定期的に公開します。各アップデートに関する電子メールによる通知が送信され、Esri Support Web サイトの「Patches and Service Packs」ページ上で公開されます。また、ソフトウェアにインストールされている patchnotification ユーティリティを使用して、アップデートが利用可能か確認することもできます。

patchnotification ユーティリティは、ArcGIS Enterprise コンポーネント、サーバー ロール、およびエクステンションに関するパッチおよび更新情報をレポートします。また、このユーティリティは、インストールされているパッチと QFE のリストもダイアログ ボックスの下部に表示します。コンピューターにこれらの製品が複数インストールされている場合は、その製品の更新情報も報告されます。

patchnotification ユーティリティを使用して、ソフトウェア パッチおよびアップデートをダウンロードし、インストールすることもできます。選択した特定のパッチ、セキュリティ パッチのみ、または利用可能なすべてのパッチをインストールできます。

備考:
このユーティリティ ツールをコンソール モードで実行すると、個別のパッチのインストールがサポートされません。

アップデートを確認してインストールするには、次の手順をご参照ください。

  1. インストール済みのパッチがダイアログ ボックスの下部に表示されます。ダイアログ ボックス内のリンクをクリックして、詳細な情報や、アップデートをダウンロードしてインストールするための手順を参照します。
  2. 特定のパッチを適用するには、ユーティリティのダイアログ ボックスからインストールするパッチの横にあるダウンロード アイコンをクリックします。パッチが自動的にダウンロードされ、ダウンロートが完了すると、パッチのインストール ダイアログ ボックスが開きます。手順に従って、パッチのインストールを実行します。必要に応じて、ダイアログ ボックスの右側にある [セキュリティ パッチのインストール] または [すべてのパッチのインストール] ボタンをクリックし、対応するアップデートを適用します。コマンド ラインから、またはコンソール モードでこのユーティリティを実行している場合は、-i sec を使用するとセキュリティ パッチだけがインストールされ、-i all を使用すると利用可能なすべてのパッチが適用されます。
  3. デフォルトでは、ダウンロードされたすべてのファイルがシステムのテンポラリ フォルダーに保存および保持され、ダウンロードされたパッチのフォルダーは削除されません。これらのプロパティのいずれかを変更するには、ユーティリティの下部にある歯車アイコンをクリックし、[インストールの設定] タブをクリックします。
    1. パッチのデフォルトのダウンロード場所を変更するには、[ダウンロード フォルダー] パスに新しいダウンロード場所を指定します。コマンド ラインから、またはコンソール モードでこのユーティリティを実行している場合は、-d を使用して新しいダウンロード場所を指定します。
    2. パッチの正常なインストール後にダウンロード済みのファイルとフォルダーが削除されるように指定するには、[パッチ フォルダーの削除] メニューをクリックし、[常に正常にインストールされた後削除する] を選択します。コマンド ラインから、またはコンソール モードでこのユーティリティを実行している場合は、-o always を使用すると、パッチの正常なインストール後にパッチ フォルダーが削除されます。デフォルトでは、これは -o never に設定されています。

[OK] をクリックして、patchnotification ダイアログ ボックスを閉じます。