テーブル ウィジェット

テーブル ウィジェットは、フィーチャ レイヤーと、フィーチャ レイヤーが関連付けられたシーン レイヤーの対話形式の属性テーブルを表示し、ユーザーがタブまたはリストからアクセスする複数のシートを含めることもできます。 テーブルに含めるフィールドを選択し、検索や選択などのツールを有効化できます。 ユーザーは 1 つまたは複数のフィールドで、昇順または降順でテーブルを並べ替えることができます。

このウィジェットを使用して、次のようなアプリの設計要件をサポートします。

  • 属性テーブルを表示します。
  • レコードの検索や並べ替え、属性の編集、マップ内の対応するフィーチャの選択など、ユーザーが操作できるテーブルを提供します。

使用上の注意

このウィジェットでは、テーブルのシートごとにデータ ソースを設定する必要があります。 テーブルは、フィーチャ レイヤーと、フィーチャ レイヤーが関連付けられたシーン レイヤーをサポートします。 テーブル ウィジェットのアクションを設定して、マップ ウィジェットでマップ上で選択したフィーチャをズームしたり、リスト ウィジェット上の列をフィルター処理したりするなど、他のウィジェットを操作できます。 このウィジェットを使用すると、アプリにマップを含めずにフィーチャ属性を表示することもできます。

ヒント:

長い文字列が含まれているフィールドの場合、任意のセルにポインターを合わせると全体の値がツールチップに表示されます。 セル内の URL は View に自動的に短縮されてライブ リンクになります。

設定

テーブル ウィジェットには次の設定があります。

  • [新しいシート] - テーブルに 1 つまたは複数のシートを作成します ([削除] ボタンをクリックしてテーブルからシートを削除します)。各シートの [シートの構成] パネルで以下の設定を行います。
    • [データ] - ウィジェットで表示する属性を持つレイヤーのデータ ソースを選択します。 データ ビューの設定では、データをフィルタリングしてウィジェットに表示される情報を制限したり、データを並べ替えて特定の順序でフィーチャを表示したり、フィーチャの数を制限したりすることができます。
    • [ラベル] - シートの名前を入力します。 この名前は、タブとしてウィジェットに表示されるか、シートのリストに表示されます。
    • [フィールドの構成] - シートに含めるフィールドを選択します。 (最初の 50 フィールドは自動的に選択されるので、必要に応じて、[選択の解除] ボタンを使用します)。選択したフィールドをドラッグして、フィールドの順序を変更します。 [表示] アイコンをクリックすると、ウィジェットが初めて読み込まれたときの列の表示/非表示が切り替わります (実行時に [列の表示/非表示] ツールを使用して表示設定を変更できます)。アタッチメント フィールドがサポートされています。 データ ソースが編集をサポートしている場合は、[編集の許可] チェックボックスをオンにして、データにアクセスできるユーザーがテーブルのセルをダブルクリックして属性を編集できるようにします。 編集可能なフィールドを選択できます。 編集できないフィールドの列ヘッダーには、鍵のアイコンが表示されます。
      注意:

      [すべてエクスポート] または [選択したエクスポート] データ アクションを使用して JSON、CSV、または GeoJSON 形式にエクスポートした場合、表示対象として選択したフィールドだけがエクスポートに含まれます。

      ただし、接続されたフィーチャ レイヤーで「createReplica」操作がサポートされている場合に、ユーザーが [すべてエクスポート] を選択すると、テーブル ウィジェットの設定で構成する内容に関係なく、レイヤーのすべてのフィールドがエクスポートに含まれます。 この制限はパフォーマンス上の理由で適用されています。 ArcGIS Server サービスでは、サービスの公開時に「createReplica」をオフにすることができます。

    • [ツール] - テーブル内のシートを操作するためのツールをユーザーに提供します。
      • [検索] - テーブル内のシートに検索ボックスを表示します。
        • [検索フィールドの選択] - 検索するフィールドを 1 つ以上選択します。
        • [完全一致] - 検索結果を検索語句に一致するレコードのみに限定します。
        • [ヒント] - 検索ボックスに表示されるヒント テキストをカスタマイズします。
      • [レコードの選択] - ユーザーがシート内のレコードを選択できるようにします。 このツールを有効化すると、[選択セットの表示] (シートを更新して選択されたアイテムのみを表示) と [選択の解除] がシートの [オプション] メニューに追加されます。
        • [選択モード] - ユーザーがシート内の 1 つまたは複数のレコードを選択できるようにします。
      • [更新] - このツールはシートの [オプション] メニューに表示され、ユーザーはテーブルを更新して最新のデータを取得できます。
  • [配置スタイル] - [タブ] または [ドロップダウン] から選択し、ユーザーによるテーブルのシート間の切り替え方法を指定します。

このトピックの内容
  1. 使用上の注意
  2. 設定