Skip To Content

バッファー クリエーター プロセッサ

バッファー クリエーター プロセッサを使用して、ジオイベントのジオメトリの周囲に動的にバッファーを作成できます。

バッファー クリエイター プロセッサの出力例

このプロセッサでは、ジオイベントのジオメトリが格納されているフィールドを指定する必要があります。ジオイベント定義内のフィールド名またはフィールドに適用されたタグを使用してジオメトリ フィールドを指定できます。

このプロセッサは、ジオイベントのジオメトリを計算されたバッファーに置き換えるか、計算されたバッファーを新しいフィールドに挿入するように構成できます。新しいフィールドを追加してジオイベントのスキーマを変更すると、GeoEvent Server は新しいジオイベント定義を作成する必要があります。新しいジオイベント定義は、GeoEvent Server で管理され、プロセッサまたはプロセッサが属するジオイベント サービスに対して変更が行われた場合に削除されます。

ジオメトリのバッファーを作成するときに、バッファーの距離単位と数値の距離を指定する必要があります。GeoEvent Server は、角度単位 (たとえば、10 進度) で計測されたバッファーをサポートしていません。バッファー クリエーター インターフェイスは、フィート、ヤード、メートル、キロメートル、海里などの一般的な距離単位を含むリストを提供します。GeoEvent Server 管理者は、GeoEvent Manager を使用してプロセッサの単位を設定できます。バッファー距離は、正の整数値として指定します。

バッファーを計算する際に、バッファーが作成されるジオメトリに関連付けられた座標系以外の座標系を指定することが必要になる場合があります。たとえば、WGS84 座標系で受け取ったポイントの位置に、同じ座標系でバッファーを作成することはできません。代わりに、予想されるイベント ジオメトリの範囲のおおよその中心に合わせた投影座標系を選択する必要があります。受信しているジオイベント ジオメトリに関連付けられた座標系以外の座標系を指定する場合、最も適した座標系の WKID (Well Known Identifier) の数値を使用します。

バッファー クリエーター プロセッサの詳細については、GeoEvent Server チュートリアルから GeoEvent Server の概要のチュートリアルをご参照ください。