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イベント ボリューム コントローラー プロセッサ

イベント ボリューム コントローラー プロセッサを使用して、反復する時間間隔にわたって処理される一意のジオイベントの数をフィルター処理できます。[イベント ボリューム コントローラー] プロセッサに送信された、1 間隔あたりに許容される最大イベント数を超えるジオイベントが、処理から除外されます。

イベント ボリューム コントローラー プロセッサに送信されるジオイベントには、TRACK_ID タグを含むジオイベント定義が関連付けられている必要があります。このプロセッサは、このタグが付けられたフィールドを使用して、ジオイベントが現在の間隔の最大イベント閾値を超えたときに、ジオイベントを処理から除外する必要があるということを評価します。

イベント ボリューム コントローラー プロセッサでは、間隔と間隔あたりの最大イベント数を指定する必要があります。

  • [間隔] は、同じ TRACK_ID を持つ新しいジオイベントを処理からフィルター処理する時間間隔を秒数で指定します。
  • [1 間隔あたりのイベントの最大数] は、間隔内に処理できる、同じ TRACK_ID を持つジオイベントの最大数を指定します。

TRACK_ID タグを使用して、間隔あたりの最大イベント数を超えるジオイベントが処理からフィルター処理されます。たとえば、イベント ボリューム コントローラー プロセッサが、間隔が 60 秒、1 間隔あたりのイベントの最大数が 5 に構成されている場合、プロセッサは 60 秒の間隔内に受信した特定の TRACK_ID に関連付けられている最初の 5 つのジオイベントのみを処理します。

イベント ボリューム コントローラー プロセッサに送信されるジオイベントは、先入れ先出し方式で評価されます。つまり、プロセッサが最初に受信したジオイベントが最初に評価および処理されます。その後のジオイベントはフィルター処理 (削除) され、後の処理のためにキャッシュされません。これにより、イベント ボリューム コントローラー プロセッサは主に通知で利用されます。