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フィールド エンリッチャー (ファイル) プロセッサ

フィールド エンリッチャー (ファイル) プロセッサを使用して、公開されたフィーチャ サービスからではなく、システム ファイルに格納された属性データの情報をジオイベントに付加することができます。システム ファイルからジオイベントに情報を付加するには、そのファイルを含むシステム フォルダーをデータ ストアとして GeoEvent Server に登録しておく必要があります。登録済みのシステム フォルダーが指定されると、プロセッサは指定されたファイルから付加情報データを取得できます。

備考:

テキスト ファイルを情報付加元として使用する場合は、下記の形式に従う必要があります。具体的には、ファイルの 1 行目にフィールド名をカンマ区切り値として指定し、 2 行目に各フィールドのデータ型を指定する必要があります。ファイルのデータ値の入力は、3 行目から始めます。

PilotName,PilotPhone,PilotYearsOfService,PilotActive
String,String,Integer,Boolean
Adam Mollenkopf,111-111-1111,4,TRUE
Ryan Elliott,222-222-2222,7,TRUE
Javier Delgadillo,333-333-3333,12,TRUE
Vlad Plechnoy,444-444-4444,10,TRUE
NickBrezovar,555-555-5555,5,TRUE

ジオイベントへの情報付加は、データベース管理者がテーブル結合として何を参照するかに依存します。フィーチャ サービスのテーブルのフィールド名と、結合が実行されるジオイベントのフィールド名を指定します。フィーチャ サービスのテーブルの実際のフィールド名を指定する必要があります。結合が実行されるジオイベントのフィールドは、処理中のイベントに関連付けられたジオイベント定義内のジオイベントのフィールド名またはフィールドに適用されたタグを使用して指定できます。

付加情報に含めるフィールドのカンマ区切りのリストを、フィールドを選択して表示されるプロセッサの [プロパティ] ダイアログ ボックスを使用して作成するか、キーボードから手動で入力できます。必要に応じて、GeoEvent Server が新規に作成する各フィールドに適用するタグを、2 つ目のカンマ区切りのリストとして指定できます。

ジオイベントへの情報付加によってジオイベントのスキーマが変更されるため、GeoEvent Server は新しいジオイベント定義を作成する必要があります。新しいジオイベント定義は、GeoEvent Server で管理され、プロセッサまたはプロセッサが属するジオイベント サービスに対して変更が行われた場合に削除されます。

フィールド エンリッチャー (ファイル) プロセッサの詳細については、GeoEvent Server チュートリアルから GeoEvent Server の概要のチュートリアルをご参照ください。