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ノー オペレーション プロセッサ

ノー オペレーション プロセッサは、受信したジオイベントに対して何の処理も実行せず、何の影響も与えません。ジオイベントは、このプロセッサを、存在していないかのうように通過します。このプロセッサを、ジオイベント サービスでスタブまたはプレースホルダーとして使用し、後で実際のプロセッサとして構成することができます。これによって、ジオイベント サービスの他の部分の設計とテストに集中することができます。

ノー オペレーション プロセッサは、それ以外のシナリオでも役立ちます。シナリオの例を次に挙げます。

  • 予期したとおりに動作していない公開済みジオイベント サービスのトラブルシューティングを実施する。何の動作もしないようにノー オペレーション プロセッサを構成すると、ジオイベント サービスのワークフローを強制的に再作成することなく、効果的にジオイベント サービスから削除されます。
  • 特定のコンポーネントの開発が完了する前に、ジオイベント サービスでの処理とフィルタリングのワークフローを設計する。そのコンポーネントの開発が完了してから、ノー オペレーション プロセッサを別のタイプのプロセッサとして再構成できます。
  • ジオイベント サービスの特定のコンポーネントで実行中の処理を一時的に止める方法を実証する。既存のプロセッサをノー オペレーション プロセッサとして構成してジオイベント サービスを再公開すると、GeoEvent Server で現在実行中の処理を明確にすることができます。