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GeoEvent Manager でのユーザー ロール

ArcGIS GeoEvent Manager は、ArcGIS GeoEvent Server の管理に使用されるアプリケーションです。 GeoEvent Manager の主要な操作では、管理者アクセス権限が必要です。 GeoEvent Manager で実行するアクティビティとタスクは、ArcGIS Server ManagerEnterprise ポータル コンテンツ アイテム マネージャーで実行するものとは大きく異なります。 このため、ArcGIS EnterpriseArcGIS Online とは異なり、GeoEvent Manager ではユーザー タイプ、ロール、権限の概念はサポートされていません。

[管理者] または [公開者] ロールが割り当てられているユーザーは、各自のユーザー認証情報を使用して GeoEvent Manager にログインできます。 GeoEvent Manager の使用を許可するユーザーには Creator ユーザー タイプを割り当てる必要があります。 [公開者] として認証されているユーザーには、GeoEvent Manager の管理機能が無効になっていることを示す警告が表示されます。 他のロール (閲覧者、データ編集者、ユーザーなど) が割り当てられているユーザーは、GeoEvent Manager にログインすることができません。 GeoEvent Manager では、カスタム ロールやその他の指定ユーザー タイプ (Viewer、Editor、Field Worker、GIS Professional、Insights Analyst、Storyteller など) はサポートされていません。

ベスト プラクティスとして、GeoEvent Manager の使用を管理者に制限することをお勧めします。 GeoEvent Manager にログインしている公開者が、GeoEvent Server 管理者に予約済みの機能を実行しようとする場合には、管理者として再認証される必要があります。

管理機能

管理者として GeoEvent Manager にログインしているユーザーは、すべてのアクションとタスクを実行できます。 公開者として GeoEvent Manager にログインしているユーザーは、以下のことが制限されます。

  • 入力コネクタを作成、編集、起動する。
  • [すべて停止] を選択して、実行中のすべての入力コネクタ、出力コネクタ、およびジオイベント サービスを停止する。
  • マップ/フィーチャ サービスからジオイベント定義をインポートする。
  • すぐに使用できるアダプターとトランスポートをペアリングすることで新しいコネクタを作成する。
  • カスタム コンポーネント (アダプター、トランスポート、プロセッサ) を追加する。
  • GeoEvent Server のグローバル設定をインポートまたはリセットする。
  • GeoEvent Server の構成をインポートまたはエクスポートする。
  • GeoEvent Server の構成をリセットする。
  • GeoEvent Server に登録されている既存のサーバー接続やシステム フォルダーを編集または削除する。
  • 新しいサーバー接続やシステム フォルダーを GeoEvent Server に登録する。
  • ビッグ データ ソースやビッグ データ ストア内のデータを表示、編集、削除する。

公開者は以下のことが許可されています。

  • ジオイベント サービスを作成、編集、起動、および停止する。
  • 出力コネクタを作成、編集、起動、および停止する。
  • ジオイベント定義の新規作成や既存のジオイベント定義のコピーを行う。
  • カスタム タグを作成および削除する (TRACK_ID などのシステム タグは削除できません)。
  • ジオフェンスのインポート、ジオフェンス同期ルールの構成、既存のジオフェンスの選択/削除を行う。
  • GeoEvent Server の構成内のグローバル設定をエクスポートする。
  • コンポーネントのログを構成する (特定のコンポーネントの DEBUG ログ設定を設定またはクリアするなど)。
  • GeoEvent Manager でログに記録されたメッセージのキャッシュを削除する (ディスク上のシステム ログ ファイルは維持されます)。

上記の制限は、公開者がジオイベント サービスを作成、構成、起動、および停止できるようにするためのものです。 GeoEvent Manager で構成されているエレメントは特定の指定ユーザーによって所有されていないため、公開者は自分が作成していないエレメントを削除することができます。 これには、GeoEvent Server で登録されているジオイベント サービス、出力コネクタ、ジオイベント定義、ジオフェンス同期ルール、ジオフェンスなどがあります。

アクションやタスクを個別に禁止しても、構成されているエレメントやデータを認証ユーザーが削除することでリアルタイムのイベント処理や解析が中断するのを防ぐことはできません。 この場合も、ベスト プラクティスとして、GeoEvent Manager の使用を管理者に制限することをお勧めします。


このトピックの内容
  1. 管理機能