[テキストを外部 TCP ソケットに公開] 出力コネクタは、区切りテキストとして修正し、書式設定したイベント データを、TCP ソケット接続を使用してエンドポイント アドレスにプッシュするために使用されます。属性値は、一般的にカンマで区切られるため、この出力コネクタによって適合されたデータ型はカンマ区切り値テキストと呼ばれることもあります。ArcGIS GeoEvent Server では、一般的な ASCII 文字を区切り記号として使用し、データ属性値を区切ることができます。
使用上の注意
- この出力コネクタは、テキスト アウトバウンド アダプターと TCP アウトバウンド トランスポートを組み合わせます。
- このコネクタは、シミュレートされたイベント データ レコードを GeoEvent Logger にプッシュするためによく使われます。
- デフォルトでは、コネクタはポート [5575] に TCP ソケットを開きますが、使用可能なサーバー ポートであればどれでも使用できます。
- 同じポートを共有する複数の [テキストを外部 TCP ソケットに公開] 出力を構成できます。ただし、イベント データのフィード別に異なる出力コネクタとポートを使用することを推奨します。
- [メッセージの区切り記号] が必要です。この記号は、イベント レコードの末尾を指定します。一般的なレコード末尾区切り文字は、改行 (\n) です。
- [属性の区切り記号] が必要です。この記号は属性値を区切ります。一般的な属性区切り記号は、カンマ (,) です。
パラメーター
パラメーター | 説明 |
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名前 | GeoEvent Manager で参照用として使用される出力コネクタの記述名。 |
ホスト (クライアント モード) | GeoEvent Server が TCP ソケット接続を確立するホスト アドレス。デフォルトは [localhost] ですが、アクセス可能なホスト名や IP アドレスを指定することもできます。 |
サーバー ポート | TCP ソケット接続を確立するときに使用するサーバー ポート。GeoEvent Server は、このポートを検出し、接続する必要があります。デフォルト ポートは [5575] ですが、使用可能なサーバー ポートであればどれでも指定できます。 |
接続タイムアウト (クライアント モード) | GeoEvent Server が、リモート サーバーにクライアントとして TCP ソケット接続を試行する時間 (秒単位) を指定します。指定時間内に TCP ソケット接続を確立できない場合は、出力コネクタはエラーを報告します。 |
メッセージの区切り記号 | イベント データ レコードの末尾を表す文字リテラル。 区切り文字を指定するには、Unicode 値が使用されることがあります。 文字は引用符で囲んではなりません。 一般的なレコード末尾区切り文字は、改行 ([\n]) です。 デフォルトは改行 ([\n]) です。アウトバウンド メッセージには、改行記号で区切られたイベント データ レコードが含まれます。 |
属性の区切り記号 | メッセージ内で属性値を区切るために使われるリテラル記号。 区切り文字を指定するには、Unicode 値が使用されることがあります。 文字は引用符で囲んではなりません。 一般的な属性区切り記号は、カンマ ([,]) です。 デフォルトはカンマ ([,]) です。出力メッセージは、カンマ区切りテキストです。 |
出力日付形式 | ファイルに書き込まれる日付/時間の値の形式を指定します。 使用可能な出力日付形式は、[ISO 8601 形式] か [カスタム形式] です。 デフォルトは [ISO 8601 形式] です。
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カスタム日付形式 (条件) | ファイルに書き込まれる、ユーザー指定形式の日付/時間。 ユーザー指定の日付形式は、Java SimpleDateFormat クラス変換を使用して作成する必要があります。 詳細については、「SimpleDateFormat」をご参照ください。 このプロパティは、[出力日付形式] が [カスタム形式] に設定されている場合に表示され、[ISO 8601 形式] に設定されている場合は非表示になります。 |
数値形式の言語 | データ値から数値を書式設定する際、ロケール依存型の動作に使用されるロケール識別子 (ID)。 デフォルトは、GeoEvent Server がインストールされているコンピューターのロケールです。 詳細については、「Java Supported Locales」をご参照ください。 |