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GeoJSON を Kafka Topic に書き込み

[GeoJSON を Kafka Topic に書き込み] 出力コネクタは、GeoJSON として適合され、書式設定されたイベント データを Apache Kafka Topic に書き込むために使用されます。 Apache Kafka の基本操作の詳細については、「Apache Kafka の概要」をご参照ください。 GeoJSON データ レコードの書式設定の詳細の例については、「GeoJSON の仕様」をご参照ください。

使用上の注意

  • この出力コネクタを使用して、GeoJSON として適合され、書式設定されたデータを Kafka Topic に書き込みます。 この出力コネクタは、Kafka への Producer です。
  • この出力コネクタは、GeoJSON アウトバウンド アダプターと Kafka アウトバウンド トランスポートを組み合わせます。
  • フィーチャ JSON と同様、GeoJSON は汎用 JSON のサブタイプです。 これらの特有の形式を処理するには、異なる GeoEvent Server アダプターが使用されます。
  • この出力コネクタは、一般的な GeoJSON またはフィーチャ GeoJSON として書式設定された GeoJSON を Kafka Topic に書き込むことをサポートしています。 一般的な GeoJSON は GeoJSON の規格に従い、一方、フィーチャ GeoJSON は、ビッグ データ ストアに使用されるカスタム形式です。
  • Kafka アウトバウンド トランスポートは、Kafka クラスターまたはブローカーで認証するために、TLS 1.2 および SASL セキュリティ プロトコルをサポートしています。

パラメーター

パラメーター説明

名前

GeoEvent Manager で参照用として使用される入力コネクタの記述名。

カスタム Kafka プロパティでオーバーライド

デフォルトの GeoEvent Server Kafka クライアント プロパティをオーバーライドするかどうかを指定します。 デフォルトは [いいえ] です。

  • [はい] – トランスポートにより表示されるデフォルトの Kafka クライアント プロパティはオーバーライドされます。 有効な Kafka 構成が正しく書式設定された Kafka *.properties ファイルを含む、GeoEvent Server に登録されたフォルダーを指定する必要があります。 サポートされている構成のリストと指定された *.properties ファイルの推定される書式設定については、「Apache Kafka の構成」をご参照ください。
  • [いいえ] – トランスポートにより表示されるデフォルトの Kafka クライアント プロパティはオーバーライドされません。 [Kafka Bootstrap Servers][Consumer のグループ ID] を指定する必要があります。

Kafka Bootstrap Servers

(条件)

Kafka クラスターへの初期接続を確立するために使用されるホスト名とポートのペアのリスト。 ホスト名とポートのペアは、次の例のようにカンマ区切りである必要があります。

  • broker0.example.com:9092,broker1.example.com:9092,broker2.example.com:9092

Kafka プロパティ ファイルの登録済みフォルダー

(条件)

Kafka *.properties ファイルを含む GeoEvent Server に登録されたフォルダー。 Kafka *.properties ファイルは、[カスタム Kafka プロパティでオーバーライド][はい] に設定されている場合にカスタム Kafka プロパティを定義します。 GeoEvent Server に登録されたフォルダーが、Kafka *.properties ファイルが配置された場所への絶対パスであることを確認してください。

Kafka プロパティ ファイル名

(条件)

クライアント構成のカスタム Kafka プロパティを含む Kafka *.properties ファイルの名前。 ファイルの名前は .properties 拡張子なしで指定する必要があります。

  • カスタム Kafka *.properties ファイルの名前が「sample.properties」の時、このプロパティを「sample」と指定します。

トピック名

データの公開先となる Kafka Topic の名前。

  • topic1

注意:

Kafka アウトバウンド トランスポートは、複数の Topic へのデータの公開をサポートしていません。

EOD (Exactly Once Delivery) の有効化

トピックに書き込む際に正確に 1 回のセマンティクスが適用されるかどうかを指定します。 詳細については、「正確に 1 回のセマンティクス」をご参照ください。 デフォルトは [はい] です。

  • [はい]Kafka は正確に 1 回のセマンティクスを適用します。
  • [いいえ]Kafka は正確に 1 回のセマンティクスを適用しません。

注意:

[EOD (Exactly Once Delivery) の有効化] プロパティを続ける前に、Kafka クラスターが正確に 1 回のセマンティクスをサポートしていることを確認してください。 正確に 1 回のセマンティクスを有効にすると、パフォーマンスが代償となります。 詳細については、認証メッセージに関連する「Producer Configs」をご参照ください。

フォーマット済 JSON

Feature JSON 文字列を、空白インデントと改行書式で整形するかどうかを指定します。 この JSON は PJSON と呼ばれることもあり、通常は、テキスト エディターでコンテンツを確認するシステム ファイルに書き込む場合にのみ適しています。 デフォルトは [いいえ] です。

  • [はい] – フィーチャ JSON は書式設定 (整形) されます。
  • [いいえ] – フィーチャ JSON は書式設定されません。

コンバーター タイプ

適合イベント レコードの GeoJSON 形式を指定します。 利用可能な GeoJSON 形式には、[Generic GeoJSON] および [Feature GeoJSON] があります。 デフォルトは、[Generic GeoJSON] です。

  • [Generic GeoJSON] – 送信イベント レコードは標準の GeoJSON 仕様を使用して適合されます。 標準の GeoJSON 仕様の詳細については、「GeoJSON の仕様」をご参照ください。
  • [Feature GeoJSON] – 送信イベント レコードはカスタム Feature GeoJSON 形式 (データを ArcGIS ビッグ データ ストアに追加するために使用される形式) を使用して適合されます。

予約済みフィールド名を無視

処理済みのイベント データを Kafka の GeoJSON として適合するときに、予約済みフィールド名を無視するかどうかを指定します。 予約済みフィールド名には、"ObjectId"、"GlobalId"、または "UniqueId"(大文字と小文字を区別する) が含まれます。 デフォルトは [いいえ] です。

  • [はい] – 処理されたイベント データを GeoJSON として適合するときに、すべての予約済みフィールド名が無視されます。 予約済みフィールド名とそれに対応する値はスキーマから削除されます。
  • [いいえ] – 処理済みのイベント データを GeoJSON として適合するときに、予約済みフィールド名が無視されません。 予約済みフィールド名とそれに対応する値は、データのスキーマの一部として維持されます。

認証が必要です

Kafka クラスターまたは Kafka Broker への接続に認証が必要かどうかを指定します。 デフォルトは [いいえ] です。

  • [はい]Kafka クラスターまたは Broker への接続に認証が必要です。
  • [いいえ]Kafka クラスターまたは Brokerへの接続に認証は不要です。

認証方法

(条件)

Kafka クラスターのセキュリティ保護に使用されるセキュリティ プロトコルを指定します。 利用できるセキュリティ プロトコルは TLS 1.2 および SASL です。

  • [TLS 1.2]Kafka クラスターが使用するセキュリティ プロトコルは TLS 1.2 です。 Kafka クラスターの PKI ファイル (x509 証明書) が、ArcGIS GeoEvent Server が構成されている ArcGIS Server のトラスト ストアにインポートされていることを確認してください。 証明書のインポートに関する具体的な手順については、「既存の CA 署名証明書での ArcGIS Server の構成」の「ArcGIS Server への証明書のインポート」セクションをご参照ください。
  • [SASL]Kafka クラスターによって使用されるセキュリティ プロトコルは、SASL です。 SASL SSL と Kerberos のみがサポートされています。

注意:

Kerberos を使用する場合、ArcGIS GeoEvent Server を実行しているオペレーティング システムのユーザー アカウントに、Kerberos セットアップ/構成内のキータブ ファイルへの読み取りアクセス権があることを確認してください。

このプロパティは、[認証が必要です][はい] に設定されている場合に表示されます。

認証情報ファイルの登録済みフォルダー

(条件)

Kafka クラスターの PKI ファイル (x509 証明書) を含む GeoEvent Server に登録されたフォルダー。 GeoEvent Server に登録されたフォルダーが、Kafka クラスターの証明書が配置された場所への絶対パスであることを確認してください。

認証情報の構成ファイル

(条件)

Kafka クラスターの PKI ファイル (x509 証明書) の名前。 この証明書とそれに関連するプライベート キーは、*.p12 または *.pfx の拡張子を持つファイルで表される PKCS#12 形式で保存する必要があります。 ファイルの名前と拡張子を指定します。

  • my_kafka_certificate.pfx
  • my_other_kafka_certificate.p12

注意:

このパラメーターでは、証明書ファイル名と拡張子のみがサポートされます。 証明書への相対パスはこのパラメーターに指定しないでください。 [認証情報ファイルの登録済みフォルダー] パラメーターを使用して証明書ファイルへの絶対パスを登録します。

このプロパティは、[認証が必要です][はい] に設定されている場合に表示されます。 このプロパティは、TLS 1.2 にのみ適用できます。

キーストアのパスワード

(条件)

Kafka クラスターの PKI ファイル (x509 証明書) のパスワード。 証明書のプライベート キーとも呼ばれます。

SASL 認証タイプ

(条件)

Kafka クラスターがサポートする SASL 認証メカニズムのタイプを指定します。 利用可能な SASL 認証タイプには、SASL GSSAPI (Kerberos) と SASL PLAIN が含まれます。

  • [SASL/GSSAPI (Kerberos)]Kafka クラスターは SASL/GSSAPI Kerberos 認証を使用します。
  • [SASL/PLAIN]Kafka クラスターは SASL/PLAIN 認証を使用します。

Kerberos プリンシパル

(条件)

特定ユーザーの Kerberos プリンシパル。 例:

  • GeoEventKafkaClient1@example.com.

キー タブの使用

(条件)

キータブを Kerberos 設定で使用するかどうかを指定します。 デフォルトは [はい] です。

  • [はい] – キータブは Kerberos 設定で使用されます。
  • [いいえ] – キータブは Kerberos 設定で使用されません。

キーの格納

(条件)

キーを Kerberos 設定に格納するかどうかを指定します。 デフォルトは [はい] です。

  • [はい] – キーは Kerberos 設定に格納されます。
  • [いいえ] – キーは Kerberos 設定に格納されません。

Username

(条件)

Kafka クラスターでの認証に使用されるユーザー名を指定します。 クラウド プロバイダーによっては、接続文字列とも呼ばれます。 正しい構文については選択したクラウド プロバイダーのドキュメントをご参照ください。

パスワード

(条件)

Kafka クラスターでの認証に使用されるパスワードを指定します。 正しい構文については選択したクラウド プロバイダーのドキュメントをご参照ください。

検討事項および制限事項

  • [GeoJSON を Kafka Topic に書き込み] 出力コネクタは、Kafka への Producer です。 Kafka への他の外部 Producer に必要であるのと同じ検討事項を、この出力コネクタに適用してください。