ArcGIS GeoEvent Server の構成をバックアップすることをすべての組織にお勧めします。 バックアップ構成ファイルには、構成されている入力、出力、プロセッサ、フィルター、データ ストア接続などがすべて含まれています。 グローバル設定用に別個の構成ファイルを作成できます。 新しいリリースにアップグレードする際には特に、GeoEvent Server の構成のバックアップ計画を策定することをお勧めします。
デフォルトで、GeoEvent Server には自動バックアップ フォルダーが含まれており、ここで構成ファイルが管理されます。 このフォルダーのデフォルトの場所はオペレーティング システムによって異なります。
- Windows—C:\ProgramData\Esri\GeoEvent
- Linux—/home/<user>/.esri/GeoEvent/config.<hostname>
自動バックアップ フォルダーの場所は、ArcGIS GeoEvent Manager の [サイト] > [ジオイベント] > [データ ストア] で変更できます。
注意:
自動バックアップ フォルダーの場所は UNC パスを使用して指定できます。 別のコンピューターへの UNC パスを指定すると、GeoEvent Server が動作しているコンピューターが使用できない場合でも、構成ファイルがどこか別の場所に確実に存在するようになります。 GeoEvent Server を実行しているサービス アカウントに、UNC パスの場所へのアクセス権があることを確認してください。
自動バックアップの場所は、GeoEvent Manager の [設定] ページ ([サイト] > [設定] からアクセス可能) にある [自動バックアップ設定] オプションと組み合わせて使用します。 デフォルトでは、GeoEvent Server によってバックアップ用の構成ファイルが作成され、そのうち最新のものから 10 個が保存されます。 [自動バックアップ設定] オプションで特に指定しない限り、毎日 1 回 00:00 に新しいバックアップが自動的に作成されます。
バックアップ構成ファイルを使用して GeoEvent Server サイトを復元できます。 詳細については、「構成のインポート」をご参照ください。