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システム プロパティの管理

ArcGIS GeoEvent Server では、システム プロパティを介して構成を編集できます。 GeoEvent Server のシステム プロパティにアクセスし、ArcGIS GeoEvent Manager または構成ファイルを使用して、デプロイメントや使用事例の要件に合わせてシステム プロパティを更新することができます。

ArcGIS GeoEvent Manager を使用したアクセス

管理者は、ArcGIS GeoEvent Manager を使用して GeoEvent Server のシステム プロパティを編集できます。 これには、アプリケーションを実行する JVM (Java 仮想マシン) を起動するためのコマンド ライン オプションや、入力コネクタで使用されるバッファーのサイズを指定するグローバル設定などがあります。 すべての GeoEvent Manager

構成ファイルを使用したアクセス

すべてのシステム プロパティが、GeoEvent Manager を通じて公開されているわけではありません。 アプリケーションのユーザー インターフェイスを利用できるようにするには、JVM (Java 仮想マシン) の起動に使用されるコマンド ライン オプションなどのプロパティに、アプリケーションの起動中に構成ファイルからアクセスする必要があります。

ArcGIS GeoEvent Server インストール ディレクトリの etc フォルダーには、GeoEvent Server の構成ファイルが含まれています。 すべての構成ファイルは次のディレクトリにあります。

  • Windows<ArcGIS Server installation directory>\GeoEvent\etc
  • Linux<ArcGIS Server installation directory>/GeoEvent/etc

管理者が編集する構成ファイルについて、以下に例を示します。

  • ArcGISGeoEvent.cfg - GeoEvent Server を実行する JVM の起動に使用するコマンド ライン オプションが含まれています。 詳細については、「GeoEvent Server 構成ファイル」をご参照ください。
  • com.esri.ges.manager.servicemanager.cfg - ENTRY/EXIT 空間リレーションシップの決定に必要なキャッシュ対応ノードが保持するトラック ID の最大数を指定します。 詳細については、「最大キャッシュ サイズ構成ファイル」をご参照ください。
  • com.esri.ges.persistance.file.cfg - GeoEvent Server 構成のバックアップを管理するために使用されます。 詳細については、「バックアップ構成ファイル」をご参照ください。
  • org.ops4j.pax.logging.cfg - GeoEvent Server コンポーネントのログ レベル、ログメッセージの書式設定、ログ メッセージ ファイルのサイズ、および履歴表示用に保持するログ メッセージ ファイルの数を指定します。 詳細については、「ログ構成ファイル」をご参照ください。
注意:

GeoEvent Server システム プロパティを変更すると、意図しない結果が生じる可能性があります。このため、運用環境にデプロイする前に変更内容を必ずテストしてください。