Ortho Makerは、ArcGIS Enterprise で分散処理および分散ストレージを使用する写真測量マッピング機能を提供します。Ortho Maker の配置でArcGIS Enterpriseを構成するには、次の手順に従います。
- ラスター解析用に ArcGIS Enterprise を構成して配置します。
ファイル共有タイプのラスター ストアが必要です。
- ArcGIS Enterprise ポータルを使用してオルソマッピング標高ユーティリティ サービスを構成します。このサービスは、調整を実行するためにOrtho Makerによって使用されます。ポータル ユーザーがインターネットにアクセスできる場合は、ArcGIS Online の [オルソマッピング標高] ユーティリティ サービスを構成できます。ユーザーがインターネットにアクセスできない場合、または独自のサービスを使用する場合は、[組織] > [設定] > [ユーティリティ サービス] の順に参照して、オルソマッピング標高サービスの URL を [オルソマッピング標高] に追加します。Ortho Maker プロジェクトが位置しているエリアを標高サービスがカバーしていることを確認してください。プロジェクト向けに、高品質でダウンロード可能な、地球の DTM が必要な場合は、こちらで手順をご確認ください。
- ArcGIS Enterprise にサイン インすると、ArcGIS 組織のホーム ページが開きます。[アプリ ランチャー] ボタン
をクリックし、[オルソ メーカー] ボタンをクリックして Ortho Maker アプリケーションを開きます。
Ortho Maker アプリケーションが [アプリ ランチャー] に自動的に表示されるようにするには、ArcGIS Enterprise でラスター解析を適切に構成する必要があります。また、現在のユーザーに、コンテンツの作成とサービスの公開に関する適切な権限が付与されている必要があります。