ArcGIS Notebook Server 10.9.1 では、新たな拡張機能、ツール、およびバグ修正を提供しています。 主要な新規開発機能について、以下に説明します。
10.9.1 の新機能
Webhook
ArcGIS Enterprise の Webhook が、トリガーされた際のノートブック実行をサポートするようになりました。 管理者は Portal for ArcGIS で Webhook を登録することで、ポータルのアイテム、ユーザー、またはグループに関連付けられているさまざまなイベントを監視できるだけでなく、指定したイベントが発生した際に ArcGIS Notebook Server でノートブックを自動的に実行できるようになりました。
Webhook を使用した自動化の詳細については、ヘルプ トピック「Webhook の作成と管理」をご参照ください。
Web ツールとしてのノートブックの公開
管理者および Web ツールの公開権限を持つノートブック作成者が、ノートブックを Web ツールとして公開できるようになりました。 ArcGIS Notebooks で、入力パラメーターと出力パラメーターを登録して、ノートブックを Web ツールとして公開できるようになりました。 公開された Web ツールは、非同期ジオプロセシング サービスとして Web アプリから利用できます。 ユーザーは、ノートブック権限だけではなく、ノートブックの実行に必要なすべての権限を持っている必要があります。 詳細については、「Web ツールとしてのノートブックの公開」をご参照ください。
新しい Esri サンプル ノートブック
Esri サンプル ノートブックの新しいセットが 10.9.1 で導入されました。
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システム要件
Webhook および Web ツールを介したノートブック実行のサポートの追加に伴って、ArcGIS Notebook Server の最小 RAM 要件が 8 GB から 16 GB に増加しています。
Windows Server 2022 が、ArcGIS Notebook Server でサポートされるオペレーティング システムとなりました。
ArcGIS Notebook Server には、Docker Desktop for Windows (バージョン 3.0.0 以降) が必要です。
ArcGIS Notebook Server のすべてのシステム要件については、「ArcGIS Notebook Server 10.9.1 のシステム要件」をご参照ください。