11.1 では、ArcGIS Notebook Server (Windows コンテナー) と Mirantis Container Runtime を Windows Server で使用できます。
Docker を Mirantis Container Runtime (旧称: Docker Engine-Enterprise) として使用できます。
オペレーティング システム | Docker のエディション | ノートブック ランタイム (コンテナー) イメージ タイプ | その他の要件 |
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Windows Server 2022 Standard および Datacenter | Mirantis Container Runtime バージョン 20.10 以降 | Windows | Hyper-V はオプションです。 Windows Server 2022 Standard 上で Hyper-V 分離モードで実行可能なコンテナーの最大数には制限があります。 詳細については、Windows の FAQ をご参照ください。 |
注意:
Mirantis Container Runtime はサードパーティ ソフトウェア コンポーネントであり、このトピックでは、このコンポーネントをインストールする手順については詳しく説明していません。 このインストール手順の詳細については、 Mirantis Container Runtime サイトをご参照ください。
Mirantis Container Runtime のインストール
コンピューター上に Mirantis Container Runtime をインストールするには、次の手順に従います。
- コンピューター上の以前のバージョンの Docker をすべてアンインストールします。
- Mirantis Container Runtime をインストールする前に、ローカル サーバー上で [コンテナー] 機能を有効にしないでください。 この機能がすでに有効化されている場合は、サーバー コンピューター上で無効化してください。 詳細については、Microsoft ドキュメントの「役割、役割サービス、または機能のインストールまたはアンインストール」をご参照ください。
- Mirantis ドキュメントに記載されている Mirantis Container Runtime を Windows Server にインストールする手順に従って、Windows Server で使用する Mirantis Container Runtime の install.ps1 インストール スクリプトを取得して実行します。
インストール スクリプトを実行するには、次のコードを使用します。
./install.ps1
- 次のコマンドを実行して、 Mirantis Container Runtime がインストールされ、開始していることを確認します。
docker run hello-world:nanoserver
- 完了したら、以下の手順に従って Mirantis Container Runtime を構成します。
Mirantis Container Runtime の構成
Mirantis Container Runtime を構成するには、次の手順を実行します。
- ポート 2375 を有効にして Docker リモート API を使用できるようにします。 このポートは、ArcGIS Notebook Server によって内部でのみ使用され、外部からの使用に対しては保護する必要があります。 このポートを有効化するには、管理者としてコマンド プロンプトを開き、次のコマンドを実行します。
sc config docker binpath= "\"C:\Program Files\docker\dockerd.exe\" --run-service -H tcp://localhost:2375 -H npipe://"
- 次のコマンドを使用して Docker を再起動します。
net stop docker net start docker
- Docker コンポーネントがインストールされたら、コンピューターを再起動します。
注意:
Docker コンポーネントをインストールまたは有効化するたびに、コンピューターを再起動する必要があります。
これで、コンピューター上に ArcGIS Notebook Server をインストールする準備ができました。