インターネット接続を使用できない環境や、インターネット接続が組織により禁止されている環境で ArcGIS Notebook Server を構成する場合は、Notebook Server で jsapiCDN システム プロパティを構成する必要があります。
インターネット非接続環境での ArcGIS Maps SDK for JavaScript のダウンロード
インターネット アクセスのない環境で ArcGIS Notebook Server を構成する場合は、インターネット非接続環境で ArcGIS Maps SDK for JavaScript をダウンロードし、ノートブックでマップ ウィジェットを使用してレイヤーをレンダリングするように ArcGIS Notebook Server の jsapiCDN システム プロパティを構成する必要があります。
非接続環境で ArcGIS Maps SDK for JavaScript を設定するには、次の手順を実行します。
- インターネット非接続環境で、ArcGIS Maps SDK for JavaScript のバージョン 4.30 をダウンロードして Web サーバーにデプロイします。
- API をホストしている Web サーバーで必要な MIME タイプを登録します。
- インターネット非接続環境でブラウザーから ArcGIS Maps SDK for JavaScript にアクセスできることを、次の URL 形式を使用して検証します: https://[webserver.domain.com]/[path to v4.30 api]/init.js。
https://webserver.domain.com/arcgis_js_v424_api/arcgis_js_api/javascript/4.30/init.js
jsapiCDN システム プロパティの構成
jsapiCDN システム プロパティを構成するには、次の手順を実行します。
注意:
この変更を行う前に、使用中のアクティブなノートブックがないことを確認してください。ノートブック サーバーのシステム プロパティを更新すると、アクティブなすべてのノートブック コンテナーが終了するためです。
- 管理者として ArcGIS Notebook Server Administrator Directory にサイン インします。
このディレクトリは一般的に https://notebookserver.domain.com:11443/arcgis/admin または https://notebookserverwebadaptor.domain.com/webadaptor/admin でアクセスできます。
- [System] > [Properties] の順にクリックします。
- [Update properties] をクリックします。
- "jsapiCDN": "https://[webserver.domain.com]/[path to v4.30]" をプロパティの既存のリストの末尾に追加します。
- [Update properties] をクリックして変更内容を保存します。
新しく開いたすべてのノートブックで、マップ ウィジェットをレンダリングするのに更新された JavaScript API が使用されるようになります。