オプション

次のいずれかのオプションを使用してアプリを構成できます。

• マップ: アプリケーションに使用する Web マップを選択します。
• ルックアップ レイヤー: アプリ ユーザーに提供する情報を含む既存のポリゴン レイヤー (フィーチャ レイヤーまたはダイナミック マップ サービス) を 1 つ以上指定します。複数のレイヤーを指定するには、パイプ (|) を使ってリスト内の各レイヤーを区切ります。アプリ ユーザーが場所を入力すると、その場所がどのポリゴン内に存在するかがアプリケーションによって確認されます。そのポリゴン (1 つまたは複数) で保存されている情報が、ポップアップ ウィンドウでユーザーに返されます。

  たとえば、ユーザーが住宅を見つける際に役立つアプリケーションを作成する場合、学区、課税評価地区、消防区画、水域、歴史的な氾濫原、および飛行経路を表すポリゴンを含むルックアップ レイヤーを使用できます。ユーザーが住所を入力すると、その住所が存在するポリゴンごとの情報を含むポップアップがアプリによって返されます。

• ポップアップ タイトル: 1 つまたは複数のルックアップ レイヤーから結果が返されたときにユーザーに表示されるポップアップのタイトルを指定します。
• ポップアップの幅: ポップアップの幅 (ピクセル単位) を指定します。
• ポップアップの最大高さ: ポップアップの最大高さ (ピクセル単位) を指定します。
• 利用不可のポップアップ タイトル: ルックアップ レイヤーから結果が返されないときにユーザーに表示されるポップアップのタイトルを指定します。
• 利用不可のポップアップ メッセージ: ルックアップ レイヤーから情報が返されないときにポップアップに表示されるメッセージを指定します。
• 場所のズーム レベル: 場所が指定されたときに表示されるマップのキャッシュ縮尺のレベル ID を指定します。キャッシュ縮尺のレベル ID は、フィーチャ レイヤーまたはダイナミック マップ サービスの REST サービス エンドポイントにリストされます。
• 場所の保存: このオプションは、アプリ ユーザーがどの場所を検索しているかを追跡する場合に使用します。このオプションをオンにした場合は、ストレージ レイヤー名、ストレージ レイヤー フィールド、はいの値、いいえの値について情報を指定する必要があります。
• ストレージ レイヤー名: アプリ ユーザーが入力した場所の保存先となる既存の編集可能なポイント フィーチャ レイヤーを指定します。
• ストレージ レイヤー フィールド: ユーザーが指定した場所についてルックアップ レイヤーから情報が返されたかどうかに関係なく、編集可能なポイント フィーチャ レイヤー内で追跡するフィールドを選択します。
• はいの値: ユーザーが指定した場所についてルックアップ レイヤーから情報が返されたことを示す値を指定します。この値はストレージ レイヤー フィールドに保存されます。

  たとえば、ストレージ レイヤー フィールドがテキスト フィールドの場合、「成功」、「y」、または「ヒット」などのテキストを保存して、その場所についての情報が返されたことを示すことができます。ストレージ レイヤー フィールドが整数フィールドの場合、「1」を保存して、情報が返されたことを示すことができます。

• いいえの値:ユーザーが指定した場所についてルックアップ レイヤーから情報が返されなかったことを示す値を指定します。この値はストレージ レイヤー フィールドに保存されます。

  たとえば、ストレージ レイヤー フィールドがテキスト フィールドの場合、「失敗」、「n」、または「ミス」などのテキストを保存して、その場所についての情報が返されなかったことを示すことができます。ストレージ レイヤー フィールドが整数フィールドの場合、「0」を保存して、情報が返されなかったことを示すことができます。

• アプリケーション タイトル: アプリケーションのタイトルを指定します。
• 起動時にスプラッシュ画面を表示: ユーザーがアプリを開くたびに、アプリケーションに関するメッセージを含むウィンドウを表示します。
• スプラッシュ画面のメッセージ: スプラッシュ画面に表示するメッセージを入力します。
• スプラッシュ画面の配色: スプラッシュ画面の配色を選択します。

要件

ルックアップ レイヤーとして機能するポリゴン フィーチャ レイヤーを含む Web マップが必要です。ユーザーが指定した住所またはポイントがルックアップ レイヤーと交差した場合、そのルックアップ レイヤーを使って構成されているポップアップが表示されます。