印刷ウィジェット
このトピックの内容
このウィジェットでは、Web アプリケーションを印刷サービスに接続して、現在のマップを印刷できるようにします。
印刷ウィジェットの構成
- 編集アイコン
をクリックして、ウィジェット構成プロパティ ダイアログ ボックスを開きます。
[サービスの URL] は、デフォルトで Portal for ArcGIS または ArcGIS Online の印刷サービスに設定されています。別のサービスを使用してカスタム レイアウトを作成することもできます。Web 印刷用に独自のサービスを公開する手順 (およびそのサービスを独自のレイアウト フォルダーにポイントする手順) については、「チュートリアル: 印刷用サービスの公開」をご参照ください。
[デフォルトのタイトル]、[デフォルトの作成者]、および [デフォルトの著作権表示] フィールドは印刷サービスに直接送信され、印刷レイアウトで表示されます。
ヒント:
出力レイアウトが「MAP_ONLY」に設定されている場合は、これらのプロパティが無視されます。
[デフォルトの出力形式] では、印刷ウィジェット上のオプションのリストで事前に選択されている出力形式を管理します。リストに含まれているオプションは次のとおりです。
- PNG32
- PNG8
- JPG
- GIF
- EPS
- SVG
- SVGZ
[デフォルトのレイアウト] では、印刷ウィジェット上のオプションのリストで事前に選択されているレイアウトを管理します。ArcGIS Online サービスにデフォルトで用意されているオプションは次のとおりです (カスタム サービスでは、これ以外の値も指定できます)。
- A3 横型
- A3 縦型
- A4 横型
- A4 縦型
- レター ANSI A 横型
- レター ANSI A 縦型
- タブロイド ANSI B 横型
- タブロイド ANSI B 縦型
- MAP_ONLY
- [OK] をクリックして、構成を保存し、ウィンドウを閉じます。
印刷ウィジェットの使用
- 印刷アイコンをクリックして、印刷ウィジェットを開きます。
- [タイトル] テキスト ボックスにマップのタイトルを入力します。
- [レイアウト] と [書式設定] で、エクスポートしたマップに適したレイアウトと書式設定を選択します。
注意:
書式設定として「MAP_ONLY」を選択した場合は、マップだけが印刷され、欄外の情報はすべて出力から除外されます。
注意:
ArcGIS Online の 2015 年 2 月のアップデート以降、印刷ウィジェットで、ヒートマップなどの新しいスタイルを使用したレイヤーの凡例が印刷されないことがあります。これは既知の問題です。
- [高度] をクリックして、高度な印刷オプションを含むメニューを開きます。
[マップ縮尺/範囲] セクションでは、印刷サービスでマップの印刷範囲の計算に使用する方法を定義します。[マップの状態を維持] で [縮尺] を選択すると、既存の中心点の周辺の範囲を再計算する場合に印刷版マップで縮尺が維持され、[範囲] を選択すると、現在のマップ範囲が印刷版マップに収まるように縮尺が調整されます。特定の縮尺を適用するには、[縮尺の適用] オプションをオンにして縮尺を入力します。[現在値] をクリックして、マップの現在の縮尺に値を取り込みます。
[レイアウト] では、構成で設定されたデフォルト値を無効にすることができます。[作成者] フィールドと [著作権] フィールドに値を入力して、印刷サービスに現在の情報を取り込みます。[凡例] チェックボックスをオンにして、印刷版マップに凡例を表示します。
書式設定として「MAP_ONLY」を選択した場合は、[幅] と [高さ] の値をピクセル単位で入力できます。それ以外の書式設定の場合は、これらの値が無視されます。
[印刷品質] セクションでは、印刷版マップの解像度を更新できます。テキスト ボックスで [DPI](1 インチ当たりのドット数) の値を更新します。
- すべてのオプションに適切な値を設定したら、[印刷] をクリックして、すべての情報を印刷サービスに送信します。実行中のタスクの横に進行状況バーが表示されます。
- 印刷ジョブが完了すると、印刷出力へのリンクが表示されます。タスクをクリックして、ファイルを新しいウィンドウで開きます。
- [印刷結果の消去] をクリックして、印刷履歴を消去します。