スライドは、シーンのさまざまなビューを表します。スライドごとに異なるベースマップ、レイヤー、太陽と影の設定、および範囲を指定できます。他のユーザーと共有するシーンでスライドを使用すると、シーン内の情報を使用して対話的なストーリーを伝達できます。また、シーンを再度開くときの開始点として使用することもできます。
状態について
スライドにはシーンの状態が格納されます。状態はカメラの位置 (または、シーンの範囲)、環境設定、選択したベースマップ、および [レイヤー] メニューの表示設定 (チェック マーク) の状態を表します。シーン内の別のビューに移動した場合やレイヤーの表示設定を変更した場合は、スライドをクリックして、シーンを以前にスライドに保存した状態に戻すことができます。
注意:
スライドにはシーンの状態と、ユーザーによるレイヤーの構成が保存されます。レイヤーの構成を変更すると、スライドは新しいレイヤー構成を自動的に更新して保存します。たとえば、公園のシンボルを緑色の球体に設定して「公園」というスライドを作成し、公園のシンボルをオレンジ色の立方体に変更した場合、「公園」スライドをクリックすると、公園は最初に状態に保存した緑色の球体ではなく、オレンジ色の立方体で表示されます。
スライドのキャプチャ
シーンのスライドをキャプチャして、状態を戻せるように、または他のユーザーと共有できるようにします。
- スライドをキャプチャするには、[コンテンツ] の右下にある [スライド] をクリックするか、[開く] ボタン をクリックします。
- [スライドのキャプチャ] をクリックします。「スライド 1」という名前の新規スライドが、[スライド] と [ビューポート] の下部に表示されます。
- 名前の [スライド 1] をクリックしてハイライト表示します。
- 新しい名前を入力します。シーン ビューアーで、[スライド] と [ビューポート] の下部に新しいスライドの名前が表示されます。
- 別のスライドを作成するか、[完了] をクリックして [コンテンツ] に戻ります。
スライドの変更
新しいレイヤーの構成、コンテンツ、およびレイヤーの表示設定により、スライドを更新します。
- 範囲の変更、コンテンツの追加と削除、またはレイヤーへの新しい構成の設定を行います。次のオプションを使用して、スライドを変更できます。
- [スライドの削除] ボタン をクリックして、スライドを削除します。
- [スライド] ウィンドウでスライドの上にポインターを置き、右側のドロップダウン矢印 をクリックすると、その他の [スライド] オプションが表示されます。
- [スライドの更新] は、スライドを現在のビューの状態で再設定します。
- [上に移動] はスライドを 1 レベル上に移動し、[ビューポート] 下部での順序を変更します。
- [下に移動] はスライドを 1 レベル下に移動し、[ビューポート] 下部での順序を変更します。
- [名前の変更] では、スライドに新しい名前を設定できます。
- [削除] は、スライドを削除します。
- [完了] をクリックして、[コンテンツ] に戻ります。