Crowdsource Reporter ギャラリー アプリケーション テンプレートには、1 つまたは複数のマップが表示されます。ユーザーは、これらのマップを使用して、問題のレポートを提出したり、観測データを送信したりすることができます。また、このアプリは、他のユーザーが送信したレポートに投票したり、コメントしたりすることをサポートするように構成できます。
アプリケーション ユーザーは、レポートの送信、既存のレポートの確認、自分が送信したレポートのステータスの追跡、他のユーザーから送られてきたレポートへのコメントまたは投票などを匿名で実行できます。このアプリケーションでは、ユーザーの認証にソーシャル メディアや Portal for ArcGIS の認証情報を使用できます。
Crowdsource Reporter アプリを作成するには、グループを作成し、このテンプレートを使用してアプリを作成するか、[マイ コンテンツ] ページで [作成] > [アプリ] > [テンプレートから] の順にクリックします。
オプション
次のいずれかのオプションを使用してアプリを構成できます。
- グループ: アプリケーションに組み込まれるようにするマップやその他のアイテムを含むグループを指定します。
- スプラッシュ ページ設定: アプリケーションのスプラッシュ画面のタイトル、サブタイトル、および画像を指定します。また、アプリケーションで認証に使用されるソーシャル メディア プラットフォーム (存在する場合) も指定できます。
- アプリ設定: テーマ色、カスタム アプリケーション アイコン、アプリケーション メッセージなどの設定をカスタマイズできます。
- コンテンツ設定: レポートの投票数、レポート送信者の名前、コメントを格納するフィールドをカスタマイズできます。また、ギャラリー アプリケーションに含めるマップを選択することもできます。
- 検索: デフォルトでは、ポータル用に構成されたロケーターを使用して検索が実行されますが、緯度/経度、USNG、および MGRS による検索を有効にすることもできます。
要件
Crowdsource Reporter アプリを使用するには、追加、更新、削除の編集機能が有効化された 1 つ以上のフィーチャ レイヤーを含む 1 つ以上のマップがグループに含まれている必要があります。アプリの完全な機能を公開するには、さらに次の要件を満たす必要があります。
- 投票を有効にする場合、マップ内のフィーチャ レイヤーには、各フィーチャへの投票数を格納するための数値フィールドが存在する必要がある
- コメントを収集する場合、マップ内のフィーチャ レイヤーには関連テーブルが存在する必要がある
- アプリの認証済みユーザーが送信したレポートを、それらのユーザーが追跡できるようにする場合、レイヤーには、ユーザーのアカウントに関連付けられた GUID を格納するためのテキスト フィールドが存在する必要がある
- サポートされているドキュメントを、レポートと共にアプリのユーザーが送信できるようにする場合、マップ内のレイヤーは添付ファイルをサポートする必要がある