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ArcGIS Data Store REST コマンド

この ArcGIS 10.5 ドキュメントはアーカイブされており、今後更新されません。 コンテンツとリンクが古い場合があります。 最新のドキュメントをご参照ください

ArcGIS Data Store を構成するときは、ポータルのホスティング サーバーとしての役割を果たす GIS Server サイトと関連付けます。データ ストアのステータスを変更または確認するアクションや GIS Server サイトからデータ ストアを削除するアクションは ArcGIS Server Administrator Directory で実行されます (URL の形式は https://gisserver.domain.com:6443/arcgis/admin です)。次の各セクションには、それぞれの操作の概要と ArcGIS API ドキュメントへのリンクが記載されています。

関数は次のように記述されます。

  • リレーショナル データ ストア: [data] > [items] > [enterpriseDatabases] > [<データ ストア名>] > [machines] > [<コンピューター名>] > [validate]
  • ビッグ データ ストア: [data] > [items] > [nosqlDatabases] > [AGSDataStore_bigdata_<データ ストア名>] > [machines] > [<コンピューター名>]
  • タイル キャッシュ データ ストア: [data] > [items] > [nosqlDatabases] > [AGSDataStore_nosql_<データ ストア名>] > [machines] > [<コンピューター名>]

データ ストア コンピューターのステータスの変更

データ ストア内の各コンピューターを一度停止してから再起動できます。また、リレーショナルおよびタイル キャッシュ データ ストアのスタンバイ コンピューターをプライマリに昇格させることもできます。

プライマリのリレーショナル データ ストアまたはタイル キャッシュ データ ストアを停止しても、オンプレミスの配置でデータ ストアのフェイルオーバーは行われません。データ ストアを一時的にオフラインにするなどのメンテナンス タスクを実行する場合は、フェイルオーバーの必要がない可能性があるからです。

たとえば、次のアップグレード シナリオの中でデータ ストア コンピューターのステータスを変更します。

  • スタンバイ コンピューターを停止する。
  • スタンバイ コンピューターをアップグレードする。
  • スタンバイ コンピューターを起動する。
  • makePrimary コマンドを使用して、スタンバイをプライマリに昇格させる。
  • 元のプライマリ コンピューターを停止する。
  • 元のプライマリ コンピューターをアップグレードする。
  • 元のプライマリ コンピューターを起動する。
  • 元のプライマリ コンピューターをスタンバイ コンピューターとしてデータ ストアにもう一度追加する。

ArcGIS Server サイト管理者として ArcGIS Server Administrator Directory にログインした後、特定のコンピューターにアクセスし、次のいずれかのコマンドを使用してデータ ストア コンピューターのステータスを変更します。

  • stop
  • start
  • makePrimary (リレーショナルおよびタイル キャッシュ データ ストアのスタンバイ コンピューターのみ)

データ ストアの整合チェック

validate ArcGIS Server REST コマンドを使用すると、データ ストア内の各コンピューターのステータスを確認できます。

ArcGIS Server サイト管理者として ArcGIS Server Administrator Directory にログインした後、[validate] をクリックして、データ ストア内の各コンピューターの健全性 (「healthy (健全)」または「unhealthy (不健全)」)、ステータス (「started (起動)」または「stopped (停止)」)、ロール (「primary (プライマリ)」または「standby (スタンバイ)」- リレーショナル データ ストアとタイル キャッシュ データ ストアのみ) を確認します。

データ ストアの整合チェックは、コンピューターが起動しているか停止しているかの確認や makePrimary コマンドを使用した後でスタンバイがプライマリになっているかどうかの確認のために実行できる他、ホスト フィーチャまたはシーン レイヤーを公開できない場合やこれらにアクセスできない場合に最初のトラブルシューティング手順としても実行できます。

スタンバイ コンピューターの削除

remove ArcGIS Server REST コマンドを使用すると、リレーショナルまたはタイル キャッシュ データ ストアからスタンバイ コンピューターを削除できます。たとえば、別のコンピューターをスタンバイ コンピューターとして使用する場合は、元のスタンバイ コンピューターをデータ ストアから削除した後、ArcGIS Data Store を新しいコンピューターにインストールし、新しいコンピューターをスタンバイとして構成します。

ArcGIS Server サイト管理者として ArcGIS Server Administrator Directory にログインして、remove コマンドを使用します。