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ArcGIS Data Store のアンインストール

ArcGIS Data Store をアンインストールする理由は、以下のいずれかです。

また、ArcGIS Data Store をアンインストールすると、GIS Server サイトからデータ ストアが登録解除されます。データ ストア内のデータを使用しているホスト フィーチャ レイヤーとポータルに公開したシーン レイヤーで使用されているキャッシュは、ArcGIS Data Store をアンインストールした時点で機能しなくなります。ただし、ArcGIS Data Store をアンインストールしてもデータ ストア ディレクトリがサーバー上にそのまま保持されるため、データ自体はまだ残っています。後からフィーチャ レイヤーが必要であると判断した場合は、ArcGIS Data Store を再インストールして、同じ GIS Server サイトにデータ ストアを登録できます。

ArcGIS Data Store をアンインストールするには、次のいずれかの方法を使用します。

ArcGIS Data Store アンインストール前のデーモンの削除

オペレーティング システムと一緒に ArcGIS Data Store を起動するよう構成している場合は、アンインストールの前にデーモンを削除する必要があります。

  1. root ユーザーとして ArcGIS Data Store コンピューターに接続します。
  2. オペレーティング システムに適したコマンドを実行し、デーモンを削除します。
    • オペレーティング システムが systemd をサポートしている場合は、次のコマンドを実行して /etc/systemd/system/multi-user.target.wants のリンクを削除します。
      systemctl disable arcgisdatastore.service
      rm -f /etc/systemd/system/arcgisdatastore.service
    • ArcGIS Data Store が SysV をサポートしている Red Hat Linux コンピューターにインストールされている場合は、次のコマンドを実行します。
      chkconfig --del arcgisdatastore
      rm -f /etc/rc.d/init.d/arcgisdatastore
    • ArcGIS Data Store が SysV をサポートしている SUSE Linux コンピューターにインストールされている場合は、次のコマンドを実行します。
      insserv -r arcgisdatastore
      rm -f /etc/init.d/arcgisdatastore

これで、コンピューターから ArcGIS Data Store をアンインストールできます。

スクリプトによるアンインストール

uninstall_ArcGISDataStore スクリプトを実行して ArcGIS Data Store をアンインストールします。

  1. ArcGIS Data Store のインストール時に使用したアカウントでデータ ストア サーバーにログインします。
  2. コマンド シェルを開いて uninstall_ArcGISDataStore スクリプトを起動します。このスクリプトは ArcGIS Data Store のインストール ディレクトリのルートに配置されています。

    アンインストール インターフェイスが開きます。

  3. [アンインストール] をクリックしてプロセスを続行します。
  4. アンインストール プロセスが完了したら、[終了] をクリックして終了します。

サイレント アンインストール

ArcGIS Data Store のサイレント アンインストールを実行するには、次のコマンド ライン構文を使用します。

<ArcGIS Data Store installation directory>/uninstall_ArcGISDataStore -s