デフォルトの標高サービスの構成

Limited Error Raster Compression (LERC) を使用した画像を GIS サーバーに公開してイメージ サービスを作成することができます。GIS サーバーを Portal for ArcGIS とフェデレートしている場合やイメージ サービスをアイテムとしてポータルに追加した場合、ポータル管理者は、そのイメージ サービスがデフォルトの標高サービスとしてシーン ビューアーで使用されるようにポータルを構成できます。

イメージ サービスの公開

ポータルのデフォルトの標高サービスに対して設定する領域の標高データを含むイメージ サービスを ArcMap から公開できます。詳細な手順については、ArcGIS Server に関するヘルプの「標高イメージ サービスの公開」をご参照ください。

ポータルへのサービスの追加

フェデレートされた GIS サーバーに公開していない場合は、このイメージ サービスをポータルに追加して、ポータルまたはすべての人と共有します。

新しいデフォルトの標高サービスを使用するようにポータルを構成

既存のイメージ サービスがポータル内のアイテムの場合は、そのイメージ サービスを Portal for ArcGIS REST エンドポイントでポータルのデフォルトの標高サービスとして設定します。

1. ポータルの共有サイトにポータル管理者としてログインします。REST エンドポイントの URL の形式は https://portal.domain.com:7443/arcgis/sharing です。
2. [ポータル] > [自己] の順に移動します。
3. ページの下部にある [更新] をクリックします。
4. [標高 3D サービス] フィールドに次の内容を入力します。これにより、URL の値がイメージ サービスの REST エンドポイントに置き換えられます。

   [{
   "url": "https://gisserver.domain.com/arcgis/rest/services/service_name/ImageServer",
   "id": "globalElevation",
   "layerType": "ArcGISTiledElevationServiceLayer"
   }]

5. [組織の更新] をクリックします。