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Drone2Map for ArcGIS ライセンスの構成

Drone2Map for ArcGIS は、ドローンを使用して収集したジオタグ付き画像を可視化して解析することができ、上空からエリアを調査して、変化を監視するのに役立ちます。Drone2Map を使用して作成した 2D マップまたは 3D マップは、ArcGIS Enterprise で共有できます。

組織の Drone2Map for ArcGIS ライセンスの構成

Drone2Map ライセンスを構成するには、次の手順に従います。ライセンスを管理するために指定するポータルは、ライセンス ポータルと呼ばれます。Drone2Map は、このポータルに接続し、組織のメンバーのライセンス情報を取得します。組織に複数のポータルがある場合は、指定するポータルが Drone2Map ライセンスの管理に使用するポータルであることを確認してください。ArcGIS License Server Administrator を使用できるポータルは 1 つだけです。複数のライセンス ポータルを構成することはできません。

  1. まだ構成していない場合は、ArcGIS License Manager のシステム要件を確認した上で、このソフトウェアをインストールします。セットアップ ファイルは、My Esri からダウンロードできます。10.5 以降のリリースの ArcGIS License Manager を使用できます。
  2. インストールの後、ArcGIS License Server Administrator を開いて [コンピューター ID] をクリックします。
  3. [コンピューター ID] ダイアログ ボックスに表示される MAC アドレス (たとえば、a9163f363709) をコピーして保存します (後で、この情報を My Esri に入力する必要があります)。ダイアログ ボックスに MAC アドレスが 2 つ表示される場合は、いずれか 1 つだけをコピーします。
  4. My Esri にログインして、[組織] > [ライセンス] > [プロビジョニング ファイルの作成] の順にクリックします。
  5. [製品タイプ] リストから [その他のポータル プロダクト] を選択します。

    [バージョン][ライセンス タイプ][プロビジョン]、および [ファイル] オプションに値が自動的に入力されます。

  6. [適用] をクリックします。
  7. 製品リストの [割り当て] 列で、プロビジョニングする Drone2Map ライセンスの番号を指定して [次へ] をクリックします。
  8. 組織の連絡先と住所の情報を入力します。

    ヒント:

    [マイ プロフィール] からユーザーのフィールドに入力] および [マイ プロフィール] から組織のフィールドに入力] をクリックして、自分のアカウントに関連する情報を自動的に入力します。

  9. ArcGIS License Server Administrator からコピーした MAC アドレス (たとえば、a9163f363709) を [Mac ID] フィールドに貼り付けます。
  10. ライセンス ファイルの配送オプションを指定します。[ファイル メモ] フィールドで、リクエストに説明またはメモを追加できます。
  11. [ファイルの確認] をクリックして、プロビジョニング情報が正しいことを確認します。
  12. [ファイルの作成] をクリックします。

    指定した配送オプションに応じて、ファイルをすぐにダウンロードできるようになるか、電子メールの添付ファイルとして指定のアドレスに送信されます。

  13. ファイル (*.lic) を、ArcGIS License Server Administrator をホストするコンピューターがアクセスできるディレクトリに保存します。
  14. ArcGIS License Server Administrator を開き、ライセンス サービスを起動します (実行されていない場合)。[認証] タブをクリックします。
  15. [バージョン] ドロップダウン ダイアログ ボックスで [指定ユーザー] を選択し、[今すぐ認証] をクリックします。
  16. [認証ファイルを Esri から取得済みで、認証プロセスを完了できる] を選択して、ライセンス (*.lic) ファイルを参照します。[開く] をクリックします。
  17. [次へ] をクリックします。指定ユーザー ライセンスが適用されたことを通知するダイアログ ボックスが表示されます。[OK] をクリックします。ライセンスを再読み込みしていることを通知するダイアログ ボックスが、数秒表示される場合があります。
  18. [利用可能ライセンス] タブをクリックし、ドロップダウン リストから [指定ユーザー] を選択します。適切な認証が表示されることを確認します。
  19. ポータル構成ファイルを生成します。これを行うには、[認証] タブをクリックし、[生成] をクリックして、ポータルがアクセスできる場所にポータル構成ファイル (.json) を保存します。指定した場所にファイルが作成されたことを通知するダイアログ ボックスが表示されます。[OK] をクリックして、ArcGIS License Server Administrator を閉じます。
  20. Web ブラウザーを開き、組織のデフォルト管理者ロールのメンバーとして ArcGIS Enterprise ポータルにサイン インします。

    サイン インするポータルが、組織のライセンス ポータルになります。

  21. [組織] > [ライセンスの管理] > [インポート] の順にクリックします。
  22. ArcGIS License Server Administrator から生成したポータル構成ファイル (*.json) を参照して選択します。
  23. [Import] をクリックして、Drone2Map ライセンスのポータルを構成します。

ポータル Web サイトから [組織] > [ライセンスの管理] > [その他のプロダクト] の順に選択すると Drone2Map ライセンスが表示され、そのライセンスをプロビジョニングできます。

注意:

[その他のプロダクト] ライセンス タブは、ポータルに ArcGIS Pro ライセンスもインポートした場合にのみ表示されます。

Drone2Map での Portal for ArcGIS ライセンスのプロビジョニング

ポータル管理者、またはライセンス管理の権限を持つポータル メンバーとしてポータルにサイン インし、ポータル メンバーに Drone2Map ライセンスを割り当てます。手順については、「ライセンスの管理」をご参照ください。

ライセンス:

Drone2Map のライセンスは、メンバーシップ レベル 2 のポータル メンバーだけにプロビジョニングできます。

Drone2Map のライセンスの削除

組織が Drone2Map の使用を停止すると決定した場合は、次の手順を使用してポータルからライセンスを削除できます。

  1. Drone2Map ライセンスが割り当てられた各ポータル メンバー アカウントからそのライセンスを削除します。
    1. デフォルト管理者ロールのメンバーとして ArcGIS Enterprise ポータル Web サイトにサイン インします。
    2. [組織] > [ライセンスの管理] > [その他のプロダクト] の順にクリックします。

      ArcGIS Enterprise ポータルに ArcGIS Pro ライセンスがない場合は、[その他のプロダクト] タブが表示されないことに注意してください。

    3. メンバー 1 人ずつからライセンスを削除するには、[ライセンス対象:] 列のハイパーリンクをクリックします。複数のメンバーからライセンスを削除するには、各メンバーをクリックして [選択されたメンバー] リストに追加し、[構成] をクリックします。
    4. [Esri アプリケーション][Drone2Map for ArcGIS] をオフにして、[更新] をクリックします。
  2. これで、ポータルから Drone2Map ライセンスを削除できます。
  3. Web ブラウザーを開き、ライセンス ポータルの ArcGIS Portal Directory にサイン インします。ポータル組織のデフォルト管理者ロールのメンバーとしてサイン インします。URL の形式は、https://portal.domain.com:7443/arcgis/portaladmin です。ここで、portal.domain.comPortal for ArcGIS がインストールされているコンピューターの完全修飾名です。
  4. [System] > [Licenses] > [Remove All Entitlements] の順にクリックします。
  5. [Application] ドロップダウン メニューから、[Drone2Map] を選択します。
  6. [Remove All Entitlements for application] をクリックします。