一般設定の構成

組織サイトの管理者は、サイトの名前、サムネイル画像、および説明を入力できます。また、デフォルトの言語の選択、カスタムの連絡先リンクの作成、組織のメンバーが作成した Web アプリの共有テーマの定義を行うこともできます。 これは、管理者ロールで予約されている権限です。ポータル Web サイトのデフォルト言語は英語です。言語設定を変更するには、管理者としてサイン インして、次の手順に従います。

1. 組織サイトの管理者としてポータル Web サイトにサイン インし、上部メニューの [組織] をクリックします。

   組織サイトのページが表示されます。

2. [サイト設定] をクリックします。
3. ページの左側にある [一般] をクリックします。
4. 以下の一般設定のうちのいずれかを構成します。
   • [ロゴと名前] では、Web サイトを表現するための名前を [名前] フィールドに入力します。 名前の長さは最大 55 文字です。ロゴを追加するには、[サムネイルを変更するにはクリックします] をクリックし、デスクトップ上の画像ファイルを参照して選択します。使用できる画像形式は PNG、GIF、および JPEG です。既存のロゴを削除するには、サムネイルの右上にある X をクリックします。

     名前はギャラリーのタイトルおよび組織サイトのページに表示されます。ロゴは、ホームと組織のページに表示されます。最適な結果を得るには、ロゴを幅 65 ピクセル、高さ 65 ピクセルにする必要があります。ロゴの寸法が異なる場合、ホーム ページ以外のすべてのページで 65 x 65 にサイズ変更されるので、表示が歪むことがあります。ホーム ページでは、ロゴはサイズ変更されず、バナー画像内に表示されます。

     HTML を使用してホーム ページ バナーを構成する場合、(HTML にロゴとポータル名を含めない限り) ロゴとポータル名は表示されません。

   • [説明] には、組織についての説明を入力します。独自のサポートされている HTML コードを貼り付けるか入力するには、HTML ソース コード ビューに切り替えます。

     ホーム ページ上に説明を表示する場合は、[ホーム ページの下部に説明を表示] をオンにします。組織サイトの説明がバナーの下に表示されます。

     ホーム ページの下部にある説明に、デフォルトのテキストが挿入されます。このテキストを削除または変更するには、独自の説明を入力します。

   • [組織のサマリー] には、組織サイトの簡単な概要を入力します。入力した内容は、カスタム アプリおよびサイトに関連付けられたサイン イン ページに表示されます。説明には 310 文字まで入力できます。
   • [言語] オプションを使用して、Web サイトのユーザー インターフェイスのデフォルトの表示言語を決定できるとともに、時刻、日付、および数値の表示方法を決定できます。デフォルトでは、組織サイトの言語は英語に設定されます。Web サイトに別の言語を指定するには、ドロップダウン リストから目的の言語を選択します。または [デフォルト ブラウザー] を選択すると、Web サイトを表示するときのブラウザーの言語設定が使用されます。

     個々のメンバーは、ユーザー プロフィールに自分の好きな言語を設定できます。これによってユーザーは、Web サイトにサイン インした後で、組織サイトの言語を変更できます。ArcGIS 組織アカウントを持たないユーザーは、ユーザー自身の言語を指定できません。組織アカウントを持たないユーザーが Web サイトにアクセスする場合は、[デフォルト ブラウザー] 設定の使用を検討してください。

     注意:

     組織サイトのロケールを変更した場合は、ポータルのユーザー インターフェイスのみが更新され、ユーザーの指定した言語で表示されます。ポータルのヘルプを英語以外の言語で表示するには、言語パックを My Esri からダウンロードしてインストールする必要があります。

   • [リンク] では、[組織に連絡] チェックボックスをオンにして、Web サイトの URL またはサイトのフッターに表示されるカスタムの連絡先リンク (mailto: リンク) を入力します。組織サイトで匿名アクセスが許可されている場合、すべてのユーザーがこの URL から連絡先の情報を参照できるので注意してください。連絡先リンクを非表示にするには、このチェックボックスをオフにします。[Esri に連絡] リンクはフッターに常に表示されます。このリンクを非表示にすることはできません。
   • [共有テーマ] では、サポート対象の Web アプリ テンプレートとストーリー マップ、および Web AppBuilder アプリに適用するブランドの色とロゴ (必要な場合) を指定します。 ロゴを指定する場合、[ロゴ画像] ボックスのロゴの URL 参照を入力するか、[ロゴのアップロード] をクリックして、コンテンツにパブリック アイテムとして保存される画像ファイルをアップロードします。ロゴを参照する URL のプロトコルは HTTPS でなければなりません。そうでなければ、有効と認識されないことになります。[ロゴのリンク] ボックスにターゲット Web サイトの URL を入力して、ロゴをクリック可能にすることもできます。変更を保存すると、これらの設定は、組織のメンバーが作成したサポート対象の新しいアプリに自動的に適用されます。 現在、ほとんどのストーリー マップとその他のテンプレートが [共有テーマ] をサポートしています。
   • 組織のメンバー全員が Web アプリを利用できるようにするには、その Web アプリを [アプリ ランチャー] ウィンドウに追加します。ユーザーにライセンスをプロビジョニングしたプレミアム アプリは、ライセンスが割り当てられているユーザーのアプリ ランチャーに自動的に表示されます。組織のメンバー全員が他の Web アプリを利用できるようにする方法は、「アプリ ランチャーでのアプリの管理」をご参照ください。
5. [保存] をクリックして、変更した内容を保存します。