アプリのダウンロード

Web AppBuilder によって作成されたアプリを自分の Web サーバーにダウンロードし、ホストすることができます。ダウンロードした 2D アプリまたは 3D アプリがパブリックでないアイテムを参照している場合は、そのアプリを ArcGIS Online または Portal for ArcGIS に登録する必要があります。

注意:

アプリをどこに配置する場合でも、Web マップへのアクセスが必要です。

アプリのダウンロード

コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブからアプリをダウンロードします。

1. コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブで、アプリをクリックしてアイテムの詳細を表示します。
2. [概要] ページで [ダウンロード] をクリックします。Zip ファイルがコンピューターにダウンロードされます。

アプリの配置

ポータルの認証に基づいてアプリを配置します。

• ポータルが OAuth2 または SAML 認証を使用するよう構成されている場合は、以下の手順に従って Web サーバーにアプリを配置します。
  1. ダウンロードしたアプリを展開します。
  2. アプリにプロキシを追加します。詳細については、「プロキシの利用」をご参照ください。
  3. アプリを追加して登録します。詳細については、「アプリの追加」および「アプリの登録」をご参照ください。
  4. アプリケーション ID をコピーし、アプリの config ファイルの appId プロパティに貼り付けます。ファイルを保存します。
  5. Web サーバーにアプリを配置します。
• ポータルが IWA、PKI、または LDAP 認証を使用するよう構成されている場合は、以下の手順に従って Web サーバーにアプリを配置します。
  1. ダウンロードしたアプリを展開します。
  2. アプリにプロキシを追加します。詳細については、「プロキシの利用」をご参照ください。
  3. ArcGIS API for JavaScript の URL を変更します。

     注意:

     このアプリにアクセスすると、何度もサイン インを求められることがあります。これは、ポータルでホストされている JavaScript ファイルを認証する必要があるためです。この場合には、ポータルの外部にある ArcGIS API for JavaScript をホストする必要があるので、apiUrl 変数をその ArcGIS API for JavaScript に変更します。これは Web 層認証に固有です。

  4. Web サーバーにアプリを配置します。

アプリのカスタマイズ

アプリをカスタマイズするには、次の手順に従います。

• カスタム ウィジェットを追加します。
  1. widgets フォルダーにカスタム ウィジェットを置きます。
  2. アプリの config.json ファイルにウィジェットを追加します。

     以下の例では、デモ ウィジェットを使用します。デモ ウィジェットを config.json ファイルに追加します。

     {
           "uri": "widgets/Demo/Widget"
         },

• アプリとウィジェットを構成します。「JSON のリファレンス」をご参照ください。
• 必要な ArcGIS API for JavaScript をご参照ください。「ArcGIS API for JavaScript の URL の変更」をご参照ください。

サポートされているブラウザー

• 2D アプリは、以下のブラウザーをサポートしています。
  • Chrome
  • Firefox
  • Safari 3 以降
  • Edge
  • Internet Explorer 11

  注意:

  配置済みアプリを Internet Explorer 11 または Microsoft Edge で OAuth を使用して開いたときに、このタブを閉じるかどうかを尋ねるポップアップが表示されることがあります。[はい] をクリックするとポップアップは消えますが、アプリには何もロードされません。この症状が発生した場合、ブラウザーの設定で、.arcgis.com を信頼できるサイトに追加してください。

• 3D アプリは、以下のブラウザーをサポートしています。
  • Chrome
  • Firefox
  • Safari 7.1 以上
  • Edge
  • Internet Explorer 11

  注意:

  3D アプリは、モバイル デバイスをサポートしていません。3D アプリを Web AppBuilder で使用するには、WebGL をサポートしているデスクトップ Web ブラウザーが必要です。一般的なデスクトップ ブラウザーの最新バージョンには、WebGL が組み込まれています。お使いのブラウザーで WebGL が有効になっているかテストするには、get.webgl.org を開きます。WebGL 関連の問題のトラブルシューティングについては、「WebGL のトラブルシューティング」をご参照ください。詳細については、シーン ビューアーの機能を詳述した ArcGIS Online のトピックもご参照ください。

サポートされている ArcGIS API for JavaScript のバージョン

• ArcGIS API for JavaScript 3.22 以降
• ArcGIS API for JavaScript は Portal for ArcGIS 10.6 に付属しています。