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データの抽出 (Extract Data)

データの抽出 (Extract Data) [データの抽出 (Extract Data)] ツールは、マップ上のレイヤーを ArcGIS Desktop、Excel、およびその他の製品で使用できるデータセットとしてパッケージ化する際に便利なツールです。[データの抽出 (Extract Data)] ツールは、レイヤーのデータが含まれている [コンテンツ] 内にアイテムを作成します。その後、アイテムからデータをダウンロードできます。

ワークフロー図

[データの抽出] のワークフロー図

ある都市の警察は、凶悪犯罪と飲酒店の近辺との間に何らかの関係性があるかを判断する解析を実施しています。担当の犯罪分析者は、入手可能な最新の人口統計データを扱う必要があります。このデータを入手するには、[レイヤーへの情報付加] ツールを使用します。データに情報を付加したら、[データの抽出 (Extract Data)] ツールを使用して、解析を完了するために完全なデータセットを ArcGIS Desktop に読み込むことができます。

使用に関する注意

[データの抽出 (Extract Data)] ツールを使用するには、エクスポート可能なレイヤーが 1 つ以上必要です。マップ上にエクスポート可能なレイヤーがない場合は、このツールを使用することができません。

エクスポートするレイヤーを 1 つ以上選択する必要があります。ユーザーが所有しているレイヤーまたは所有者がエクスポート用に有効にしているレイヤーしか選択できません。

データの抽出元の境界を選択する必要があります。この境界には、マップの表示範囲 ([表示領域に一致])、いずれかのレイヤーの範囲、または [描画] ツールで作成されたカスタム境界があります。境界内のフィーチャは、 [フィーチャの選択] または [フィーチャのクリップ] のうち、いずれかの方法を使用して抽出できます。

手法説明

フィーチャの選択

分析範囲を横切るフィーチャ全体が抽出されます。

フィーチャのクリップ

フィーチャの分析範囲内にある部分だけが抽出されます。

データは、次の形式にエクスポートできます。

  • CSV
  • ファイル ジオデータベース
  • KML
  • シェープファイル

出力データは、Web メルカトル 1984 投影座標系を使用します。CSV 出力では、緯度および経度フィールド (Lat および Long) がデータ テーブルに追加されます。データセットに SHAPE_XSHAPE_Y などの緯度および経度フィールドがすでに含まれている場合は、これらのフィールドも出力に含められます。

制限事項

  • 抽出可能なレイヤーは、ユーザーが所有しているレイヤーとエクスポートが有効になっているレイヤーです。
  • ラインまたはエリアを CSV ファイルにエクスポートすると、非空間属性だけが抽出されます。
  • 添付ファイルが抽出されるのは、出力データ形式がファイル ジオデータベースであり、[フィーチャのクリップ] がオフの場合に限ります。

[データの抽出] の詳細

レイヤーは抽出可能に設定されていなければなりません。

抽出するレイヤーのリストにレイヤーを表示するには、そのレイヤーがホスト フィーチャ レイヤーである必要があります。また、次のいずれかの条件に当てはまる必要があります。

  • ホスト フィーチャ レイヤーを所有している。
  • ポータル管理者である。
  • ホスト フィーチャ レイヤーの所有者でも管理者でもないが、所有者または管理者がデータのエクスポートを他のユーザーに許可するように、ホスト フィーチャ レイヤーを構成している。この設定を変更するには、ホスト フィーチャ レイヤーのアイテム ページで [設定] タブをクリックし、[データのエクスポート] リストの下の [他のユーザーが別の形式にエクスポートすることを許可します] ボックスをオンにします。終了したら、[保存] をクリックします。

CSV ファイルにエクスポート

ポイント フィーチャを CSV (カンマ区切り値) ファイルにエクスポートする場合、各ポイントのすべての属性フィールドと、X および Y の座標がエクスポートされます。ライン フィーチャとエリア フィーチャを CSV ファイルにエクスポートすると、すべての属性フィールドはエクスポートされますが、XY 座標はエクスポートされません。これは、ライン フィーチャとエリア フィーチャは複数の XY 座標から構成されており、CSV ファイル内の 1 つの列で表現できないためです。ラインまたはポリゴン フィーチャの空間属性をエクスポートする必要がある場合は、フィーチャをシェープファイルにエクスポートします。

アイテム ページからのデータのエクスポート

[データの抽出] ツールには、データのエクスポートに際して多くのオプションがあります。たとえば、ユーザーが定義する分析範囲にあるフィーチャのみをエクスポートするオプションなどがあります。データセット全体をシェープファイルまたは CSV ファイルに抽出する場合は、[データの抽出 (Extract Data)] ツールを使用するか、「ホストされたレイヤーの使用」に記載の手順に従ってデータをエクスポートします。

類似のツール

[データの抽出 (Extract Data)] を使用すると、指定した対象エリアのデータを選択してダウンロードできます。その他のツールは、類似した少し異なる問題を解決するのに効果的です。

ArcGIS Desktop 解析ツール

[データの抽出 (Extract Data)] では、[変換] ツールボックス内のツールによく似た機能が実行されます。ArcGIS Desktop からデータをエクスポートする方法の詳細については、「データのエクスポートの概要」をご参照ください。