時系列データをシリアル チャート上で視覚化する場合、[カテゴリ フィールド] で、タイム スタンプを格納しているフィールドを選択する必要があります。それらのタイム スタンプは、日付タイプ、文字列タイプ、または数値タイプのフィールドに格納できます。最高のパフォーマンスを得るため、タイム スタンプを日付フィールド タイプに格納することをお勧めします。[時間フィールドの変換 (Convert Time Field)] ツールを使用して、タイム スタンプが格納されている文字列フィールドまたは数値フィールドを日付フィールドに変換できます。
文字列フィールドまたは数値フィールドを日付フィールドに変換したくない場合は、それらのフィールドが日付値を格納していることを示し、[日付の区切り] を有効化することによって、Operations Dashboard にタイム スタンプを解析させ、日付に変換させることができます。この設定は、[データ] 構成タブの [カテゴリ フィールド] の下にあります。![[日付の区切り] 設定](GUID-AB609E99-8D4F-49F5-BC1D-B0FCED7970A5-web.png "[日付の区切り] 設定")
[日付の区切り] 設定を有効化した場合に、その下に表示される日付設定は、[カテゴリ フィールド] で選択したフィールドのタイプによって変わります。
フィールドのデータ タイプが日付である場合、書式設定情報は不要であり、[最小期間] 設定のみが表示されます。数値フィールドまたは文字列フィールドを選択した場合、この設定および [区切り形式] 設定が表示されます。この設定で選択したパターンは、Operations Dashboard がタイム スタンプを解析して日付に変換した後に書式設定する方法を決定します また、データ内のタイム スタンプは、[区切り形式] 設定で選択した書式と同じ書式で格納されている必要があります。使用できるパターンは、フィールド タイプが数値または文字列のいずれであるかによって変わります。[カテゴリ フィールド] 設定のドロップダウン メニューで、この設定で日付フィールド、文字列フィールド、または数値フィールドのいずれを選択したかを確認できます。各フィールドのタイプは、ドロップダウン メニュー内のフィールドの右に表示されます。
フィールド タイプが数値 (たとえば、Short、Long、Float、または Double) である場合、以下の標準の数値時間形式が [区切り形式] ドロップダウン メニューに表示されます。
- yyyy
- yyyyMM
- yyyyMMdd
- yyyyMMddHHmmss
フィールド タイプが文字列である場合、以下の標準の文字列時間形式が [区切り形式] ドロップダウン メニューに表示されます。
- yyyy
- yyyyMM
- yyyy/MM
- yyyy-MM
- yyyyMMdd
- yyyy/MM/dd
- yyyy-MM-dd
- yyyyMMddHHmmss
- yyyy/MM/dd HH:mm:ss
- yyyy-MM-dd HH:mm:ss
- yyyyMMddHHmmss.S
- yyyy/MM/dd HH:mm:ss.S
- yyyy-MM-dd HH:mm:ss.S
- yyyy-MM-ddTHH:mm:ss.S
ヒント:
1 秒未満の精度を持つ時間データの場合、上に示した最後の 4 つの形式のいずれかで、タイム スタンプを格納できます。これらの形式のいずれかを使用すると、1/1000 秒 (1 ミリ秒)、1/100 秒、または 1/10 秒を表す時間値を格納できます。たとえば、データをミリ秒ごとに表示するときは、時間値を「200911231030.560」として格納します。その場合、データをタイム スライダーで表示すると、時刻 200911231030 の 560 ミリ秒後に描画されます。
[最小期間] 設定は、チャートのカテゴリの時間の精度を決定します。[最小期間] のオプションは次のとおりです。
- 2 番目
- 分
- 時間
- 日
- 月
- 年
たとえば、以下のチャートでは、最小期間が [月] に設定されています。つまり、このチャート内のカテゴリのベースになる最小期間は月であり、日、時間、分、または秒ではありません。
