加重オーバーレイ サービスは、イメージ サービスを参照するポータル アイテムです。イメージ サービスはモザイク データセットを参照します。このドキュメントでは、モザイク データセットをイメージ サービスとして共有し、ポータル アイテムを作成する方法を学習します。アイテムは、組織や特定のグループと共有できます。この機能により、加重オーバーレイ サービスを他のユーザーと共有できるので、そのユーザーのコンテンツの専門的技術を他のユーザーが解析ツールで活用できます。
加重オーバーレイ サービスに対応できるモザイク データセットを作成して構成する方法については、「データをモザイク データセットに追加」をご参照ください。上記のドキュメントの手順を実行してから、次に記載しているワークフローに進んでください。
モザイク データセットをイメージ サービスとして共有
モザイク データセットはファイルベースの保存メカニズムです。他のユーザーがサーバーおよびクラウド環境で使用できるようにするには、サービスとしてこれを共有します。サービスとして共有するには、ArcGIS Image Server および ArcGIS GIS Server と、ArcGIS Spatial Analyst Extension for Server が必要です。ArcGIS バージョン 10.3 以上を使用できます。
- ArcMap で、「モザイク データセットへのデータの追加」で作成したモザイク データセットに移動します。モザイク データセットを右クリックして、 [イメージ サービスとして共有] を選択します。
- [サービスとして共有] ダイアログ ボックスで、[次へ] をクリックします。
- [接続の選択] ドロップダウン リストで、ArcGIS Image Server 10.6.1 への接続を選択します。 [次へ] をクリックします。
- [続行] をクリックします。
- [サービス エディター] ダイアログ ボックスで、[サービス エディター] の左側の [アイテム説明] リンクをクリックして、サマリー、タグ、説明を入力します。[タグ] フィールドに、「weightedOverlayService」と入力します。
- [サービス エディター] の左側の [共有] リンクをクリックして、サービスを共有するグループのチェックボックスをオンにします。
- [公開] をクリックします。
ステップ 3 で指定した ArcGIS Server にモザイク データセットがイメージ データとして公開されます。イメージ サービスの詳細は、http://<your server>/arcgis/rest/services で参照できます。例: http://your-server:6080/arcgis/rest/services
お疲れ様でした。ここまでに加重オーバーレイ サービスを作成し、共有しました。また、オンライン解析ツールのコミュニティに貢献しました。GeoPlanner for ArcGIS でこのサービスを検出して使用するには、[検索] セグメントで [モデラー] をクリックします。