描画ウィジェットでは、マップ上に任意のグラフィック (図形) を描画できます。必要に応じて、ラインの距離やポリゴンの面積をテキストとしてフィーチャに追加できます。
描画ウィジェットを使用すると、エンド ユーザーはマップ上にシンプルな図やテキストを描画できます。描画ウィジェットには、Web アプリ用の基本的なスケッチングおよび線引き機能があります。また、ラインの長さやポリゴンの面積/周長など、描画されたフィーチャの計測値 (構成済みの場合) もいくつか表示されます。このウィジェットを最初に開くと、11 のフィーチャ作成ツールを含むダイアログ ボックスが表示されます。これらのツールを次に示します (左から右の順)。
- 地点
- 線分
- ポリライン
- フリーハンド ライン
- 三角形
- 矩形
- 円 (Circle)
- 楕円 (Ellipse)
- ポリゴン
- フリーハンド ポリゴン
- テキスト
描画ウィジェットの構成
このウィジェットは、アプリの起動時に自動的に開くように設定できます。この機能を有効にするには、ウィジェットで [アプリの起動時にこのウィジェットを自動的に開く] ボタン をクリックし、ボタンを深緑色に変えます。
描画ウィジェットを構成するには、次の手順に従います。
- ウィジェット上にマウス ポインターを合わせて、[このウィジェットを構成] ボタン をクリックして、構成プロパティ ダイアログ ボックスを開きます。
- 距離または面積の単位を設定します。
- 距離または面積の単位を選択します。略語と変換係数は編集できません。
- 必要に応じて、単位の順序を変更します。[アクション] 列にある単位の上向き矢印または下向き矢印 をクリックして順序を変更します。
- 計測の単位を削除するには、[アクション] 列にある単位の [閉じる] ボタン をクリックします。
- 計測単位を追加するには、[距離] タブまたは [面積] タブからそれぞれ [長さ単位の追加] または [面積単位の追加] を選択します。
- 必要に応じて、[マップの操作レイヤーとして描画を追加します] をオンにします。
- [OK] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。
デフォルトでは、サポートされているすべての単位が [距離] タブと [面積] タブに表示されます。
描画ウィジェットの使用
描画ウィジェットの使用を開始するには、次の手順に従います。
- シンボルのタイプをクリックして、描画モードを選択します。
- 必要に応じて、シンボル選択を使用してフィーチャのシンボルを変更します。
- ポイント シンボルでは、マーカー カテゴリを選択して (カテゴリごとに異なるシンボルが使用可能)、シンボルのサイズ、色、透過表示、アウトライン色、およびアウトライン幅を設定します。ピクチャ マーカー シンボルでは、サイズ カテゴリしか使用できません、
- ライン シンボルでは、ボックスから事前定義済みのシンボルを選択します。シンボルの色、スタイル、透過表示、および幅をカスタマイズすることもできます。計測値をラインで表示するには、[計測値の表示] チェックボックスをオンにして [距離単位] を選択します。
- ポリゴン シンボルでは、ボックスから事前定義済みのシンボルを選択します。シンボルの塗りつぶし色、透過表示、アウトライン色、およびアウトライン幅をカスタマイズすることもできます。計測値をポリゴンで表示するには、[計測値の表示] チェックボックスをオンにして [面積単位] を選択します。
- テキストの場合、描画するテキストを [テキスト] ボックスに入力し、テキストのフォント色とフォント サイズを選択します。
- マップ上に必要なフィーチャとテキストを描画します。
- [マップの操作レイヤーとして描画を追加します] オプションをオンにすると、レイヤー リスト ウィジェットが開きます。
[描画結果] レイヤーが表示されます。
- 描画フィーチャを元に戻すには、[元に戻す] をクリックし、やり直すには、[やり直し] をクリックします。すべてを削除するには、[消去] をクリックします。