グリッド オーバーレイ ウィジェットでは、Web アプリでクライアント側のリソースを使用して、U.S. MGRS (Military Grid Reference System) グリッドをすばやくレンダリングできます。MGRS は、ユニバーサル横メルカトル (UTM) およびユニバーサル極心平射地図投影に基づいて位置を特定するための英数字システムです。MGRS 座標は、ゾーン名、英数字の 100,000 メートル格子 (正方形) 識別子、および 100,000 メートル格子 (正方形) 内の座標の数値から構成されます。このウィジェットを使用すると、マップ表示の縮尺に基づいて、アプリ内の異なるインデックス レベルで MGRS グリッドを動的に表示できます。
グリッド オーバーレイ ウィジェットの構成
このウィジェットは、アプリの起動時に自動的に開くように設定できます。この機能を有効にするには、ウィジェットで [アプリの起動時にこのウィジェットを自動的に開く] ボタン をクリックし、ボタンを深緑色に変えます。
- ウィジェット上にマウス ポインターを合わせて、[このウィジェットを構成] ボタン をクリックして、構成プロパティ ダイアログ ボックスを開きます。
- このウィジェットのデフォルト アイコンを変更する場合は、[ウィジェット アイコンの変更] をクリックします。
ファイル エクスプローラー ウィンドウが表示され、ウィジェット アイコンとして使用するローカル イメージ ファイルを選択できます。
- 次のような、間隔、不透明度、ラベル配置のオプションを設定します。
- グリッドの一意の各インデックス スケールで使用される色、フォント サイズ、およびライン幅を選択します。
グリッド オーバーレイ ウィジェットの使用
ウィジェット構成時に表示オプションを設定できるだけでなく、ウィジェットがアプリケーションに配置された後に表示オプションをさらに設定できます。
- 配置されたアプリケーションから、グリッド オーバーレイ ウィジェットをクリックして、ウィジェットのダイアログ ボックスを開きます。
- ウィジェットを閉じたときにグリッドが引き続き表示されるようにする場合は、チェックボックスをオンにします。