Skip To Content

コラボレーションに加入

ゲスト参加者は、コラボレーション ホストが設定したアクセス モードに応じて、コラボレーションでコンテンツを共有するか、コラボレーションからコンテンツを受信するか、この両方を実行することができます。ホストは、コラボレーションの招待を作成した後、ゲストがコラボレーションに参加できる方法を決定します。

コラボレーションの設定

ゲストとして分散コラボレーションを構成するための概略的な手順を次に示します。

備考:
コラボレーション ホストのワークフロー手順については、ホストとしてコラボレーションを作成する方法に関する説明をご参照ください。

  1. コラボレーションへの招待を受理
  2. コラボレーション ワークスペースにグループを加入

コラボレーションへの招待を受理

  1. 管理者権限のあるメンバーとして組織にログインします。[組織] > [設定] > [コラボレーション] の順に移動します。
  2. [招待の受理] をクリックします。
  3. [コラボレーションの招待の受理] ダイアログ ボックスで、ホストからの招待を含むファイルを選択します。ファイルを選択すると、説明や問い合わせ先担当者など、コラボレーションに関する情報が表示されます。ホストで Web 層認証が必要な場合は、[はい] ボタンを選択し、ホストの Web 認証用の認証情報を入力して、[招待の受理] をクリックします。

    [招待の応答の保存] ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. 組織のポータルがホストの SSL 証明書を信頼しない場合は、エラー メッセージが表示されます。招待を受理する前に、SSL 証明書を信頼済みにする必要があります。証明書の信頼方法の詳細については、「証明機関の証明書を信頼するようにポータルを構成する」をご参照ください。
  5. [応答の保存] をクリックして、受理に関する情報を含むファイルを生成します。この受理ファイルをホストの管理者と共有します。

    ArcGIS Enterprise 以外でファイルを共有する必要があります。電子メールや準備してあるその他の方法を利用できます。

  6. ここで、コラボレーション ホストの管理者は、応答ファイルをインポートし、コラボレーション ワークスペースを作成する必要があります。詳細については、ホストとしてコラボレーションを作成する手順をご参照ください。

コラボレーション ワークスペースにグループを加入

ゲスト組織の管理者は、コラボレーションに加入したという通知を受け取ります。通知を受け取ると、グループをコラボレーション ワークスペースに加入させることができます。

  1. 管理者権限のあるメンバーでゲストの組織にログインします。[組織] > [設定] > [コラボレーション] の順に移動します。
  2. [コラボレーション] ページで、グループの加入先となるワークスペースが含まれるコラボレーションのテーブル エントリを見つけて選択します。
  3. 選択したワークスペースの [アクション] ボタンをクリックし、[ワークスペースへの加入] をクリックします。
  4. コラボレーション ワークスペースに関連付けるグループを選択します。既存のグループを関連付けても、新しくグループを作成してもかまいません。1 つのグループは 1 つのコラボレーション ワークスペースにのみ関連付けることができます。
    • コラボレーション ワークスペースに新しいグループを作成すると、そのグループは、すべてのグループ メンバーがグループにコンテンツを提供できるプライベート グループになります。グループの作成後、必要に応じて、ステータスやコンテンツ提供の設定を変更できます。これらの設定の詳細については、「グループの作成」をご参照ください。ワークスペースに新しいグループを作成する場合は、グループにタグを指定してから次の手順に進む必要があります。
    • 既存のグループへのリンク付けを選択した場合は、ドロップダウン メニューに、ポータル内のすべてのグループ (プライベート グループを含む) のリストが表示されます。
  5. ホスト フィーチャ レイヤーをコラボレーション ワークスペースに送信する方法を選択します。
    • 参照として: コラボレーション参加者には、指定のワークスペース内のフィーチャ レイヤーにリアルタイムでアクセスする権限が付与されます。コラボレーション参加者には、送信側ポータルからフィーチャ レイヤーを表示するためのアクセス権が必要です。
    • コピーとして: コラボレーション参加者は、スケジュール設定された間隔でフィーチャ レイヤーの更新を受信します。

      ホスト フィーチャ レイヤー データのコピーの送信を選択した場合:

      • コラボレーション ワークスペース内で同期間隔を設定する必要があります。
      • コラボレーション内の参加者のアイテムごとに同期を有効にする必要があります。

      備考:

      参加しているポータルのフィーチャ レイヤーのコピーが作成され、受信アクセスが設定されたポータルにアイテムとして公開されます。これらのアイテムが作成された後、設定された同期間隔に基づいてフィーチャが更新されます。

  6. [ワークスペースへの加入] をクリックします。
  7. コラボレーション ワークスペースにグループを加入させると、グループのコンテンツは、ワークスペースに設定されたアクセス モードに基づいて同期されます。デフォルトでは、ゲスト参加者がコラボレーション ワークスペースにグループを加入させると、同期設定は [すぐに同期] になります。これを変更するには、ワークスペースを編集します。

コラボレーション ホストの管理者は、コラボレーション ワークスペースでのゲスト組織のステータスがアクティブであるという通知を受け取ります。

このワークフローが完了した後、コラボレーションの同期設定やその他の詳細をさらに構成できます。コンテンツが参加者と共有されている場合、参加者の管理者のフォルダーの下に新しいフォルダーが作成されます。このフォルダーは、コンテンツのインポートとアイテムの格納に使用されます。この後、これらのコンテンツとアイテムは、コラボレーション ワークスペースに関連付けられているグループで共有されます。フォルダー名は、コラボレーション名に基づいて指定されます。

コラボレーション ホストのワークスペースの同期設定は [すぐに同期] に設定されており、ArcGIS Portal Directory の sharing API で変更することができます。

ArcGIS Online がホストになっているコラボレーションでは、同期設定がデフォルトで [スケジュールされた間隔で同期] になります。ArcGIS Enterprise の参加者は、グループ アイテム コンテンツとフィーチャ レイヤーの編集が同期されるスケジュールを管理します。ホストでは、同期スケジュールの管理が行われません。