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ヒント ファイルについて

ヒント ファイルは、オプションのテキスト ファイル (*.txt) であり、ビッグ データ ファイル共有のマニフェストの生成に役立ちます。ビッグ データ ファイル共有の詳細については、「ビッグ データ ファイル共有の基本操作」をご参照ください。ビッグ データ ファイル共有が作成され、マニフェストが生成されたら、ArcGIS Server Manager でヒント ファイルをアップロードして、マニフェストを再生成できます。ヒント ファイルは、マニフェストの再生成時に使用される仕様を提供します。各ビッグ データ ファイル共有では、複数のデータセットに関するヒントを含む 1 つのヒント ファイルを使用できます。ヒントは、区切りファイルから取得されたデータセットにのみ適用できます。

ヒントは、フィールド名、エンコーディング、フィールド区切り文字、引用文字などの区切りファイル パラメーターを使用したマニフェスト生成のための参考として使用できます。次の場合は、個々のデータセットを編集する前にヒント ファイルをアップロードすることをお勧めします。

  • 使用している区切りファイルにヘッダーが含まれていないときに、フィールド名をデータに適用したい場合。
  • マニフェストが最初に生成されたときに、引用文字と区切り文字が認識されなかった場合。
  • データセットのエンコーディングが認識されなかった。

ヒント ファイルをアップロードした場合、マニフェストを再生性する必要があります。ヒントが提供されたデータセットまたは新しいデータセットのみが更新され、ヒント ファイルに含まれていない他のデータセットに対する変更は反映されません。

次に示すヒント ファイルの例では、「hurricanes」と「earthquakes」という名前のデータセットに関するヒントの概要を示しています。


   # earthquake dataset (# means comment)
   earthquakes.fieldNames=field1,field2,field3
   earthquakes.delimiter=,
   earthquakes.quoteChar="
   earthquakes.encoding=UTF-8
   earthquakes.recordTerminator=\n
   earthquakes.hasHeaderRow=false
   # hurricane dataset
   hurricanes.delimiter=|

次の表に、ヒント パラメーターの概要を示します。

ヒント パラメーター説明

fieldNames

指定されたデータセットに使用されるフィールドの名前。これは、区切りファイルにヘッダーが含まれない場合に役立ちます。

earthquakes.fieldNames=lat,long,date,magnitude,description

delimiter

フィールドを区切るために適用される区切り文字のタイプ。

earthquakes.delimiter=,

quoteChar

引用符として使用される文字。

earthquakes.quoteChar="

encoding

適用されるエンコーディングのタイプ。

earthquakes.encoding=UTF-8

recordTerminator

レコードの終わりをマークする文字。

earthquakes.recordTerminator=\n

hasHeaderRow

区切りファイルにヘッダー行が含まれているかどうかを示すフラグ。

earthquakes.hasHeaderRow=false

ヒント ファイルを追加する方法の詳細については、「Manager のビッグ データ ファイル共有のマニフェストの編集」をご参照ください。


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