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同期設定の構成

コラボレーション ワークスペースの同期方法によって、参加ポータルにコンテンツが送信されるタイミングが決まります。 送信されるコンテンツには、分散コラボレーションに参加しているグループで共有される新規のアイテム、および既存のアイテムの更新内容が含まれます。 コンテンツの共有には、次の 2 つの方法があります。

  • すぐに同期
  • スケジュールされた同期

デフォルトでは、ArcGIS Enterprise がコラボレーション ワークスペースにグループを加入させると、同期設定は [すぐに同期] になります。 ArcGIS Online が (ホストとして) コラボレーション ワークスペースにグループを加入させると、同期設定は [スケジュールされた間隔] になります。

アクセス モードが [受信専用] のコラボレーション ゲストには、これらのオプションが表示されません。 コラボレーションのアクセス モード ([送信][受信]、または [送受信]) は、コラボレーションのホストだけが設定できます。 [スケジュールされた間隔] で共有されるアイテムの場合、ゲストが同期スケジュールを制御し、ホストは同期スケジュールを制御しません。

注意:

同期中に、既存のコンテンツの詳細に加えて、新しいコンテンツのみが他の参加者のグループと同期されます。

すぐに同期

ArcGIS Enterprise の参加者のコラボレーション ワークスペースへのアクセス権が [送信] または [送受信] である場合は、すぐに同期することを選択できます。 すぐに同期すると、コラボレーション グループで共有されるすべての新しいコンテンツがすぐにコラボレーションの参加者に送信されます。 コラボレーション ワークスペースの同期オプションが [すぐに同期] に設定されている場合、コラボレーション グループとすでに共有されているアイテムの更新内容もすべて、保存後すぐに送信されます。

スケジュールされた同期

スケジュールされた同期を使用すると、指定された間隔で、コラボレーション グループに差異がないかどうかが比較されます。 参加者のアクセス モードが [送信] または [送受信] であるグループの新しいコンテンツまたは更新されたコンテンツが、[受信] または [送受信] アクセス モードのグループに送信されます。 同期スケジュールは、各ゲストによってワークスペース レベルで設定されます。そのため、同じコラボレーション内の別のワークスペースに対して、別のスケジュール (1 ~ 24 時間ごと) を選択できます。 スケジュールされた同期のデフォルトでは、24 時間ごとに変更内容を確認して送信するように設定されています。 設定できる最小の同期間隔は 1 時間です。

注意:

コラボレーション ワークスペースの同期オプションが [スケジュールされた同期] に設定されている場合、コピーとして共有されたアイテム (フィーチャ レイヤー、ホスト フィーチャ レイヤー、およびホスト フィーチャ レイヤー ビュー) に対する更新 (データの編集など) が常にスケジュールどおりに共有されるということに、注意してください。 このワークフローの詳細については、「フィーチャ レイヤーの同期のスケジュール」をご参照ください。

スケジュールされた同期イベントの進行中に、次回のスケジュールされた同期イベントの実行がスケジュールされている場合は、次回のスケジュールされたイベントがスキップされ、既存のジョブの完了が可能となります。 同期スケジュールを編集するには、次の手順を使用してコラボレーション ワークスペースを編集します。

コラボレーション ワークスペースの同期設定の編集

ゲストは、アクセス可能なコラボレーション ワークスペースにグループが関連付けられた後、同期スケジュールを選択します。 次の手順を使用して、ワークスペースを編集することで、同期設定を構成します。

  1. 管理者としてポータルにサイン インします。
  2. [組織] > [設定] > [コラボレーション] の順に移動します。
  3. ワークスペースを表示するコラボレーションの名前をクリックします。
  4. テーブルで編集するワークスペースの名前を特定し、[アクション] ボタン ドロップダウン矢印をクリックし、[ワークスペースの編集] を選択します。
  5. 必要に応じて、グループを作成するか、ワークスペースにリンクする別の既存グループを選択します。 必要に応じて、ワークスペースの同期設定を編集します。 [すぐに同期] または [スケジュールされた間隔で同期] オプション ボタンを選択します。
  6. [スケジュールされた間隔で同期] を選択した場合は、スケジュールした同期の開始時間と同期を反復実行する時間を定義します。 これらのプロパティは、再度ワークスペースを編集することにより、後で編集できます。
  7. [保存] をクリックします。