ホスト WFS レイヤーの公開

組織で OGC 準拠のレイヤーを使用する必要がある場合、ポータルのホスト フィーチャ レイヤーからホスト WFS レイヤーを公開できます。

ホスト フィーチャ レイヤーからホスト WFS レイヤーを公開しても、データのコピーは作成されません。ホスト WFS レイヤーはホスト フィーチャ レイヤーと同じデータを参照します。 ホスト WFS レイヤーはホスト フィーチャ レイヤーに依存しています。

ホスト フィーチャ レイヤー ビューからも、ホスト WFS レイヤーを公開できます。 この場合、ビューに設定されているビュー定義はすべて WFS レイヤーに保持されます。

ホスト WFS レイヤーは読み取り専用で、正しく描画するには、すべてのユーザーと共有する必要があります。

ホスト WFS レイヤーを公開するには、次の手順に従います。

1. 必要なデータのホスト フィーチャ レイヤーを公開します。

   コンテンツの作成やホスト フィーチャ レイヤーの公開のための権限を持っている必要があります。

2. ポータルにまだサイン インしていない場合は、サイン インします。

   前の手順で作成したホスト フィーチャ レイヤーの所有者としてサイン インします。

3. [コンテンツ] > [マイ コンテンツ] をクリックし、リスト内のホスト フィーチャ レイヤー名をクリックして、アイテムのページを開きます。
4. ホスト WFS レイヤーに継承させるホスト フィーチャ レイヤーのメタデータを構成します。

   ホスト WFS レイヤーを公開する場合、そのホスト WFS レイヤーはホスト フィーチャ レイヤーのメタデータを継承します。 このメタデータ情報も WFS サービスのケーパビリティ ファイルに設定されます。

5. [公開] > [WFS] の順にクリックします。
6. ホスト WFS レイヤーの [タイトル]、[タグ]、[サマリー] を入力します。

   タイトルの 1 字目は、文字またはアンダースコア (_) でなければなりません。 タイトルで使用できるのは、文字、数字、ハイフン (-)、アンダースコア、ピリオド (.) です。スペースは使用できません。

7. 組織の管理者がコンテンツのカテゴリを構成している場合、[カテゴリの割り当て] をクリックして、最大 20 のカテゴリを選択して、アイテムの検索に役立てることができます。 また、[カテゴリのフィルター処理] ボックスを使用して、カテゴリのリストを絞り込むこともできます。
8. ホスト WFS レイヤーを保存するフォルダーを選択します。
9. [OK] をクリックします。
10. 公開の完了後、ホスト WFS レイヤーをすべてのユーザーと共有します。

ホスト WFS レイヤーを公開する場合の注意事項

• 1 つのホスト フィーチャ レイヤーからは、1 つのホスト WFS レイヤーしか公開できません。
• ホスト WFS レイヤーとして公開されるレイヤーの名前には、シングル バイトの UTF-8 文字のみを含めることができます。 レイヤー名にマルチバイト文字 (一部のギリシャ文字やキリル文字、中国文字、日本語文字、韓国文字、ウムラウトなどの発音区別符の付いた文字など) を含んでいる場合、ホスト WFS レイヤーは期待どおりに描画されない場合があります。
• ホスト WFS レイヤーはすべてのユーザーと共有する必要があります。
• ホスト WFS レイヤーを公開する場合、そのホスト WFS レイヤーはホスト フィーチャ レイヤーのメタデータを継承します。 このメタデータ情報も WFS サービスのケーパビリティに設定されます。 それ以降のメタデータへの更新は、レイヤーやケーパビリティ ドキュメントに継承されません。
• シンボル、クエリ定義、およびフィールドのエイリアスは、WFS レイヤーに継承されません。
• ホスト フィーチャ レイヤーで行った編集は、クライアントが WFS レイヤーを更新した時点でホスト WFS レイヤーに表示されます。
• 公開元のホスト フィーチャ レイヤーを削除するには、ホスト WFS レイヤーを削除する必要があります。
• 管理者は、ホスト WFS レイヤーの所有権を再割り当てすることはできません。 ホスト WFS レイヤーの所有権を変更するには、公開元のホスト フィーチャ レイヤーの所有権を再割り当てする必要があります。 この操作を行うと、ホスト WFS レイヤーの所有権は自動的に変更されます。