ArcGIS Drone2Map は、ドローンを使用して収集したジオタグ付き画像を可視化して解析することができ、上空からエリアを調査して、変化を監視するのに役立ちます。 Drone2Map で作成した 2D マップと 3D マップは ArcGIS Enterprise に共有できます。
組織の ArcGIS Drone2Map ライセンスの構成
Drone2Map ライセンスを構成するには、次の手順に従います。 ライセンス ポータルに使用されたのと同じライセンス ファイルを使用します。 このライセンス ファイルは My Esri から取得します。 ライセンスを管理するために指定するポータルは、ライセンス ポータルと呼ばれます。 Drone2Map は、このポータルに接続し、組織のメンバーのライセンス情報を取得します。 組織に複数のポータルがある場合は、指定するポータルが Drone2Map ライセンスの管理に使用するポータルであることを確認してください。 ArcGIS License Server Administrator を使用できるポータルは 1 つだけです。複数のライセンス ポータルを構成することはできません。
注意:
ArcGIS Enterprise 10.9.1 以降、ArcGIS Drone2Map には Standard および Advanced という 2 つのライセンス レベルがあります。 Drone2Map 2021.1 を使用していて前のバージョンの ArcGIS Enterprise からアップグレードする場合、ArcGIS Drone2Map ライセンスの割り当てを解除し、メンバーに ArcGIS Drone2Map Standard か ArcGIS Drone2Map Advanced のライセンスを再度割り当てる必要があります。
- まだ構成していない場合は、ArcGIS License Manager のシステム要件を確認した上で、このソフトウェアをインストールします。
セットアップ ファイルは、My Esri からダウンロードできます。 Drone2Map と互換性がある ArcGIS License Manager のリリースは、2018.1 以降です。 ArcGIS Pro のライセンスも付与する場合は、ArcGIS License Manager の最低限のバージョンが異なることがあります。
- ArcGIS License Server Administrator を開き、ライセンス サービスを起動します (実行されていない場合)。 [認証] タブをクリックします。
- [バージョン] ドロップダウン メニューで [指定ユーザー] を選択し、[今すぐ認証] をクリックします。
- [認証ファイルを Esri から取得済みで、認証プロセスを完了できる] を選択して、ArcGIS Enterprise ポータルのライセンスに使用されるライセンス (*.json) ファイルを参照します。 [開く] をクリックします。
- [次へ] をクリックします。
指定ユーザー ライセンスが適用されたことを通知するダイアログ ボックスが表示されます。
- [利用可能ライセンス] タブをクリックし、ドロップダウン リストから [指定ユーザー] を選択します。 適切な認証が表示されることを確認します。
- [OK] をクリックして、ArcGIS License Server Administrator を閉じます。
ポータル Web サイトで [組織] にある [ライセンス] を選択すると、Drone2Map ライセンスが表示されるので、そのライセンスをプロビジョニングできます。
ArcGIS Enterprise ポータルの Drone2Map ライセンスのプロビジョニング
ポータル管理者、またはライセンス管理の権限を持つポータル メンバーとしてポータルにサイン インし、ポータル メンバーに Drone2Map ライセンスを割り当てます。 手順については、「ライセンスの管理」をご参照ください。
ライセンス:
Drone2Map のライセンスは、互換性のあるユーザー タイプが割り当てられたポータル メンバーだけにプロビジョニングできます。