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組織サイトの管理

ArcGIS 11.4 (Windows)  | |  ヘルプのアーカイブ

Portal for ArcGIS をインストールしたら、次の手順に従って組織サイトの運用を開始します。

  1. ポータルのセキュリティ保護
  2. ポータルと ArcGIS Server または他のサーバー ロールの統合
  3. ライセンスの構成
  4. ポータルのカスタマイズ
  5. ArcGIS Living Atlas コンテンツの配置
  6. メンバー グループの作成とコンテンツの追加

ポータルのセキュリティ保護

運用環境に移行する前に、ポータルのセキュリティを構成する必要があります。 ポータルのセキュリティ保護の詳細については、「セキュリティ設定の構成」および「セキュリティのベスト プラクティス」をご参照ください。

レイヤー、サービス、マップ、アプリなどのあらゆるコンテンツは、ポータル内のグループを通じてセキュリティ保護されます。 組織の管理者として、ポータルでユーザーの ID を作成し、ユーザーにロールを割り当てることができます。 これらのロールは各ユーザーに固有の権限セットを定義します。 詳細については、「ArcGIS Enterprise セキュリティ モデル」をご参照ください。

ポータルと ArcGIS Server または他のサーバー ロールの統合

必要に応じて、組織の ArcGIS Server サイトをポータルと統合することができます。 これにより、Web マップでサービスを構成しやすくしたり、ポータルのロールによってサービスへのアクセスを制御したりできるなどの、多くのメリットが得られます。 詳細については、「サーバーと ArcGIS Server の統合」および「ArcGIS Server ライセンス ロール」をご参照ください。

ライセンスの構成

ArcGIS Enterprise 組織用のアプリを、ユーザー タイプの一部として、またはアドオン アプリとして個別に購入することができます。 これらのアプリはポータル ライセンス ファイルに含まれます。 詳細については、「ポータルを使用したアプリのライセンス付与の概要」をご参照ください。

ポータルのカスタマイズ

ポータルのインストールを完了し、アカウントにサイン インしたら、組織サイトにとって重要な地理情報を表示するようにポータル Web サイトを構成できます。 一般設定、ホーム ページ、ギャラリー、マップ、およびセキュリティを構成するためのオプションが用意されています。 詳細については、「ポータル Web サイトの構成の基本」をご参照ください。

ArcGIS Living Atlas コンテンツの配置

注意:

ArcGIS Enterprise 11.4 以降、ポータルには事前に構成された ArcGIS Living Atlas コンテンツは付属していません。 ArcGIS Living Atlas コンテンツにアクセスするには、パッケージの更新を実行して、初期のコンテンツ パッケージを配置する必要があります その後、新しいアイテムが利用可能になった時点で ArcGIS Living Atlas コンテンツを更新できます。

ArcGIS Living Atlas of the World コンテンツは、信頼性が高く、すぐに使用できるグローバルな地理コンテンツのコレクションであり、ArcGIS Online から利用できます。 ArcGIS Enterprise を通じて使用できるコンテンツには、Esri が提供する地理解析に有効に活用できるマップ、データ レイヤー、ツール、サービス、およびアプリが含まれています。

組織コンテンツへのアクセス権限のあるメンバーに ArcGIS Living Atlas コンテンツの利用を許可すると、そのメンバーは、既存のコンテンツを単体で使用するか、独自のコンテンツと組み合わせて使用して、マップ、シーン、アプリを作成したり、Map Viewer または ArcGIS Insights で解析を実行したりすることができます。

メンバー グループの作成とコンテンツの追加

メンバーが加入できるグループを作成し、メンバーが最初に操作できるコンテンツを追加します。 グループの詳細については、「グループの管理」をご参照ください。 アイテムを追加して、ArcGIS Enterprise で公開する方法をご参照ください。

ArcGIS Enterprise をより詳しく理解するには、「ArcGIS Enterprise クイック レッスン」をご参照ください。