「ArcGIS Data Store の概要」で説明したように、ArcGIS Enterprise デプロイメントにはいくつかのタイプのデータ ストアがあります。 各コンピューターにインストールし、構成するタイプを指定します。
以下の手順では、ArcGIS Enterprise ポータルで使用できる ArcGIS Data Store のタイプを構成する方法について簡単に説明します。
- ArcGIS Server と Portal for ArcGIS を構成します。
データ ストアを作成する前に、ArcGIS Enterprise ポータルのホスティング サーバーとして使用する ArcGIS GIS Server サイトを作成しておく必要があります。
- ArcGIS Data Store をインストールします。
インストーラーを実行するときに、インストールするデータ ストアのタイプを指定します。
- ArcGIS Data Store との通信で、証明機関からの証明書を使用した SSL を通じて常に認証する必要がある場合は、このインストールの ArcGIS Data Store のデフォルトの証明書を置き換えます。
- データ ストアを構成します。
これにより、ステップ 2 でインストールされたデータ ストア タイプが作成されます。
- データ ストアに高可用性が求められる場合は、このデータ ストア タイプにデータ ストア コンピューター (複数可) をこのデータ ストア タイプに追加します。
- このデータ ストア タイプのバックアップ用の共有の場所を構成します。
- 他のデータ ストア タイプ (オブジェクト ストア等) を使用する必要がある場合は、追加のコンピューター上でステップ 2 ~ 6 を繰り返します。