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ArcGIS Data Store アカウント

ArcGIS Data Store アカウントは、Windows サーバー上で ArcGIS Data Store サービスを実行する Microsoft Windows ログインです。 ArcGIS Data Store アカウントでは、データ ストアのバックアップ ディレクトリー、データ ストア ディレクトリー、およびリストア ステージング ディレクトリーに情報を書き込むこともできます。 このアカウントは ArcGIS Data Store をインストールまたはアップグレードするときに指定します。

ArcGIS Data Store アカウントを使用するには、ArcGIS Data Store ディレクトリー (デフォルトの場所は C:\arcgisdatastore) に対するフル コントロール権限、ArcGIS Data Store インストール ディレクトリー (デフォルトの場所は C:\program files\arcgis\DataStore) に対するフル コントロール権限、共有ネットワーク バックアップ ディレクトリーに対する読み取り/書き込みが許可されたアクセス権、およびリレーショナル データ ストアで使用されるリストア ステージング ディレクトリーに対する読み取り/書き込みが許可されたアクセス権が必要です。

ArcGIS Data Store アカウントを作成したかアップグレードした後に、変更する必要がある場合は、configureserviceaccount ユーティリティーを使用します。

ローカル アカウントとドメイン アカウント

ローカル オペレーティング システム アカウントを使用することもできますが、運用システムにドメイン アカウントまたはグループ管理サービス アカウントを使用することをおすすめしています。 ArcGIS Data Store のバックアップは共有場所に保存して、ArcGIS Data Store コンピューターが強制終了した場合にこれらにアクセスできるようにする必要があります。 ネットワーク共有ディレクトリーを使用する場合、ネットワーク上の共有ディレクトリーにアクセスできるのは、ドメイン アカウントのみです。

ローカル オペレーティング システム アカウントを使用する場合、ネットワーク ロケーションにアクセスできないため、バックアップ ディレクトリーまたはリストア ステージング ディレクトリー用の共有ネットワーク ロケーションを指定することができません。

各コンピューター上で ArcGIS Data Store アカウントのパスワードを手動で更新する必要性をなくすために、管理サービス アカウントを使用できます。