ArcGIS クライアントは、オンプレミスのジオコーディング サービスを使用して、一度に複数のアドレスまたは場所をジオコーディングする際に使用できるジオコーディング ツールをいくつか提供します。 一度に複数のアドレスまたは場所をジオコーディングするツールには、次のような機能があります。
- これらのツールでは、入力情報としてポータル アイテムを使用できます。 有効なポータル アイテムは、テーブル レイヤー、カンマ区切り値 (CSV) ファイル、Microsoft Excel スプレッドシートのいずれかです。
- これらのツールでは、ポータル内のフィーチャ レイヤーやファイル出力アイテムを使用できます。 ファイル タイプとして、CSV ファイルまたは Excel スプレッドシートがサポートされています。
- デフォルトの管理者ロールのメンバーは、これらのツールを、オンプレミスのジオコーディング サービスを活用し、非同期実行をサポートしてジョブの処理速度を上げるように構成できます。
次のツールにより、ポータル内に構成されたロケーターに対してアドレスまたは場所のテーブルをジオコーディングできます。
- Map Viewer Classicの [テーブルのジオコーディング] 標準フィーチャ解析ツール
- ArcGIS Pro (2.2 以降) の [テーブルから場所をジオコーディング (Geocode Locations from Table)] ジオプロセシング ツール Batch Geocode ArcGIS REST API タスク
- ArcGIS API for Python batch_geocode 関数