ArcGIS Server Services Directory でのサービスの非表示
ArcGIS Server サイトに、ArcGIS Server Services Directory で表示する必要がなくなったサービスが含まれている場合、サービスの構成に deprecated プロパティを追加して、それらのサービスを非表示にすることができます。この処理は、ArcGIS Server Administrator Directory を使用して実行します。
Services Directory でサービスを非表示にすると、ユーザーがそのサービスの URL を見つけることができなくなります。URL を認識している既存のユーザーとアプリケーションは、その URL のサービスが削除されるまで、そのサービスを使用することができます。ArcGIS Services Directory で非表示になるようにサービスを指定しても、ArcGIS Server Manager でそのサービスが非表示になるわけではありません。ArcGIS Server Manager ではサービスが常に表示されます。
ヒント:
サービスを非表示にする場合は、後で参照するためにそのサービスの URL を記録しておくと便利です。また、ArcGIS Server Manager を使ってサービスの URL を取得することもできます。
- Web ブラウザーで ArcGIS Server Administrator Directory にログインします。URL の形式は、http://gisserver.domain.com:6080/arcgis/admin です。
- [services] をクリックします。
- 非表示にするサービスの名前をクリックします。サービスがフォルダーに入っている場合は、そのフォルダーの名前をクリックし、リストからサービスを選択します。
- [Service - <サービス名> (サービス タイプ)] ページで下までスクロールし、[edit] をクリックします。
- サービスの構成の最初の行に "deprecated": "true", を追加します。次に例を示します。
{ "deprecated": "true", "serviceName": "FireHydrants", "type": "MapServer", ...
- [Save Edits] をクリックします。
サービスが再起動されます。
- サービスが再起動されたら、ArcGIS Server Services Directory にログインして、そのサービスがリストに表示されなくなったことを確認します。URL の形式は、http://gisserver.domain.com:6080/arcgis/rest/services です。
サービスは ArcGIS Server Services Directory に表示されなくなりました。非表示のサービスを表示するには、上記の手順を繰り返して、サービスの構成に "deprecated": "false", を指定します。