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Linux サイトへのディスク領域の追加

ArcGIS for Server AMI には EBS ボリュームがアタッチされています。このボリュームのサイズは、ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services を使用してサイトを構築するときに、デフォルトで 100 GB に設定されます。AWS Management Console を使用してサイトを構築する場合、このサイズは 10 GB です。さらに容量が必要な場合は、追加のボリュームを作成して EC2 インスタンスにアタッチすることができます。

以下の手順では、新しい EBS ボリュームを作成して EC2 インスタンスにアタッチする方法について説明します。

  1. AWS Management Console を開き、Amazon のリージョンに対応した EC2 ページを表示します。
  2. 左側のメニューで [Volumes] をクリックします。
  3. [Create Volume] ボタンをクリックします。
  4. [Size] の値を入力します。選択したサイズに応じて、Amazon から課金されることに注意してください。ボリュームの作成を終えたら、このサイズを変更することはできません。
  5. [Availability Zone] の値を選択します。ボリュームをアタッチする EC2 インスタンスのゾーンと合わせる必要があります。
  6. ボリュームをアタッチするインスタンスのゾーンが不明な場合は、AWS Management Console に戻り、[Instances] をクリックし、[Description] タブでゾーンを確認します。
  7. 必要に応じて、スナップショットを選択します。スナップショットは、特定のデータセットを使用してディスクをあらかじめフォーマットするやり方です。新しい空のディスクを作成するには、[No Snapshot] を選択します。
  8. [Yes, Create] をクリックしてボリュームを作成します。この処理には時間がかかる場合があります。ボリュームの準備が整うと、AWS Management Console でステータスが、[Creating] から [Available] に変わります。
  9. EBS ボリュームが正常に作成されても、EBS ボリュームはまだ EC2 インスタンスにアタッチされていません。残りの手順では、ディスクをフォーマットしてインスタンスにアタッチする方法について説明します。
  10. ボリュームを右クリックし、[Attach Volume] をクリックします。
  11. ドロップダウン リストからインスタンスを選択します。同じアベイラビリティー ゾーンにあるインスタンスのみにボリュームをアタッチできることに注意してください。
  12. [Device] フィールドを使用して、どのようにボリュームをインスタンスにマウントするかを指定します(/dev/sdb ~ /dev/sdz から選択)。[Attach] をクリックします。

    ボリュームのアタッチには少し時間がかかることがあります。AWS Management Console のボリューム リストの [Attachment Information] 列にステータスが表示されます。しばらくして、[Attaching] から [Attached] に変わります。

  13. Linux オペレーティング システムでボリュームを使用できるようにするには、以下のコマンドを使用します(以下のコマンドは、ext3 ファイル システムを作成し、/mnt/data-store としてマウントする方法の例です)。
    ssh –i <your key pair file> ubuntu@<Public DNS of your EC2 instance>
    
    sudo yes | mkfs –t ext3 /dev/sdh
    
    Caution: This procedure assumes you want to mount an empty volume. If you're mounting a volume that already has data on it, don't use mkfs before mounting the volume. Otherwise you'll format the volume and delete the existing data.
     
    sudo mkdir /mnt/data-store
    sudo mount /dev/sdh /mnt/data-store

このファイル システムに書き込まれるデータは、Amazon EBS ボリュームに書き込まれ、デバイスを使用しているアプリケーションに対して透過的です。

注意:

再起動時にインスタンスを有効にして Amazon EBS ボリュームに再接続するには、デバイスを fstab に追加するか、起動時にボリュームを自動的にマウントするスクリプトを作成します。