ArcMap から AWS 上の ArcGIS Server への接続
ArcMap のカタログ ウィンドウから Amazon Web Services 上で動作している ArcGIS Server サイトに接続し、デスクトップ環境でサービスを表示および操作できます。たとえば、カタログ ウィンドウから ArcMap のコンテンツ ウィンドウにサービスをドラッグ＆ドロップすることができます。
注意:
ここでは、ArcGIS Server への接続方法について説明します。エンタープライズ ジオデータベースは扱いません。主にパフォーマンス上の理由で、オンプレミスの環境からジオデータベースに接続しないでください。
サーバに接続するには、次の手順に従います。
- カタログ ツリーで [GIS Servers] ノードを展開します。
- [ArcGIS Server サーバの追加] をダブルクリックします。
- 管理者接続、公開者接続、ユーザ接続のいずれかを選択して、[次へ] をクリックします。
ここでは、管理者接続を使って説明しますが、他のタイプの接続も同様です。
- [サーバの URL] に、接続する ArcGIS Server サイトの URL を入力します。
URL の形式は、http://<Elastic Load Balancer のアドレス>/arcgis です。URL を取得するには、Cloud Builder で [サイト一覧] を表示し、サイトの名前をクリックします。[Manager の URL] を選択およびコピーし、それを [サーバの URL] テキスト ボックスに貼り付けて、最後の「/manager/」を削除します。
- [サーバ タイプ] ドロップダウン リストで [ArcGIS Server] を選択します。
- 公開プロセス中に、サービス定義ファイルが作成され、ローカルのディスクに一時的に保存されます。公開プロセスが完了すると、サービス定義がサーバにアップロードされ、ローカル ファイルは削除されます。必要に応じて、[ArcGIS Desktop のステージング フォルダを使用する] をオフにして新しい場所を選択すると、デフォルトの場所を変更できます。詳細については、「ArcGIS for Desktop でのデフォルト ステージング フォルダの変更 」をご参照ください。
- ArcGIS Server に対する権限を持つアカウントの [ユーザ名] と [パスワード] を入力します。
入力したアカウントに関連付けられた権限は、確立する接続のタイプに対応している必要があります。たとえば、公開者接続を確立しようとしている場合、アカウントには ArcGIS Server に対する公開者（または管理者）権限が必要です。
ArcGIS Server のアカウントを作成していない場合は、Cloud Builder でサイトを定義したときに指定したプライマリ サイトの管理者アカウントを使用します。
必要な場合は、接続のたびに入力する必要がないように、ユーザ名とパスワード情報を保存することもできます。
- [完了] をクリックします。作成した接続が、カタログ ツリーの [GIS Servers] ノードに表示されます。
- 必要な場合は、接続の名前を変更します。名前を変更するには、カタログ ツリーで接続を右クリックして [名前の変更] を選択します。