よくあるご質問(FAQ)
このトピックの内容
ここでは、 ArcGIS for Server on Amazon Web Services に関する一般的な質問に答えます。
Cloud Builder に関する質問
- Amazon のアクセス キーとシークレット アクセス キーは、ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services にログインするときに、Esri によって閲覧および保存されますか?
- EDN(Esri Developer Network)のライセンスを持っている場合、サイトのライセンスを認証する *.prvc ファイルはどのようにすれば入手できますか?
- Cloud Builder で新しいキー ペア ファイルを作成した場合、このファイルはディスク上のどこにありますか?
- Cloud Builder を使用してサイトを作成するときに、ArcGIS Web Adaptor はインストールされますか?ArcGIS Web Adaptor を自分でインストールする必要がありますか?
- ログインすると Cloud Builder から次のメッセージが表示されます。「Failed to get a list of custom configuration templates. Forbidden.」
- Cloud Builder でプロキシ サーバを使用できますか?
ArcGIS Server サイトに関する質問
Amazon Web Services に関する一般的な質問
- ArcGIS Server は、Amazon Virtual Private Cloud(VPC)でサポートされていますか?
- [Launch] をクリックしてインスタンスを作成しようとすると、容量不足のエラーが表示されます。
- Windows 上で EC2 インスタンスの管理者パスワードを取得しようとしたら、「No password was found.」というメッセージが表示されました。
- 自分のアクセス キーとシークレット アクセス キーを調べるにはどうすればよいですか?
- AWS Management Console から、私のインスタンスが廃止される予定であるというメッセージを受信しました。これは何を意味しているのでしょうか?
Cloud Builder では、ArcGIS Server のライセンスを認証するために *.prvc ファイルが必要です。EDN ユーザは、次の手順で *.prvc ファイルを作成できます。
My Esri にログインして、認証番号を取得します。
メモ帳などのテキスト エディタを使用して次のテンプレートからファイルを作成し、前の手順で取得した認証番号などの情報を挿入します。
// User Information First Name= Last Name= Organization= Department= Email= Address 1= City= State/Province= Location=<country or region> Location Code=<country or region code> Zip/Postal Code= Phone Number= Your Organization= Your Industry= Yourself= // Features and authorization numbers ArcGIS Server=ECP...
- 拡張子を prvc にしてファイルを保存します。
- Cloud Builder でライセンス ファイルを求められたときに、この *.prvc ファイルを選択します。
Cloud Builder を使用してサイトを作成するときに、ArcGIS Web Adaptor はインストールされますか?ArcGIS Web Adaptor を自分でインストールする必要がありますか?
ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services は、ArcGIS Web Adaptor をインストールも構成もしません。これは、Amazon のロード バランサーが多くの同じ役割を果たし、サイト内の GIS サーバーの間で受信リクエストを分散するためです。ただし、サイトを作成した後、必要に応じてインスタンスにログインし、My Esri サイトから ArcGIS Web Adaptor のインストーラーをダウンロードできます。(日本国内のユーザーは ESRI ジャパンの Esri 製品サポートサイトからダウンロードできます) これは、Windows インスタンス上で ArcGIS API for JavaScript アプリケーションをホストする場合に必要です。詳細については、「Windows サイトでの Web アプリケーションの配置」をご参照ください。
まず、サイトの構築が完了するまで時間がかかります。ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services を使用してサイトを作成した場合、[サイト一覧] ウィンドウにすべてのサイト情報と、停止、更新、削除などのボタンが表示されるまでお待ちください。
AWS Management Console を使用してサイトを手動で構築した場合は、[Get System Log] をクリックします。Windows が使用可能になったというメッセージが表示されたら、さらに 5 分程待ってからログインしてください。
次に、ポート 3389 からリモート デスクトップ接続を許可するルールをサイトのセキュリティ グループに追加してあることを確認してください。詳細は、「ArcGIS Server の Amazon EC2 セキュリティ グループの利用」をご参照ください。
ArcGIS Server の AMI では、Windows ファイアウォールは有効になり、ArcGIS Server の実行に必要なすべてのポートは開いています。Windows ファイアウォールは、Amazon セキュリティ グループを補完します。ポート上のインバウンド アクセスを許可するには、Windows ファイアウォールと Amazon セキュリティ グループの両方でポートを許可する必要があります。
「Windows ファイアウォールと ArcGIS Server AMI」をご参照ください。
ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services を含む、EC2 を使用するクライアント アプリケーションを構成するときは、アクセス キーとシークレット アクセスキーを求められます。これら一意のキーは、Amazon Web Services にリクエストを送信するときに、ユーザ(またはユーザの代わりとなるアプリケーション)を識別するために使用されます。
各 Amazon アカウントには、複数のユーザを関連付けることができ、各ユーザには、独自のレベルのアクセス権とキーをそれぞれ設定できます。Cloud Builder にログインするには、管理者アクセス権限を持つアカウントのユーザに関連付けられたアクセス キーを指定する必要があります。
管理者アクセス権限が定義されたユーザがいない、またはキーを所有していない場合、以下を実行する必要があります。
- AWS Management Console にログインし、[Services] > [IAM] の順にクリックします。
- [Create a New Group of Users] をクリックします。
- グループ名を入力して、[Continue] をクリックします。
- [Administrator Access] ポリシー テンプレートの横にある [Select] ボタンをクリックします。Cloud Builder のすべての機能を使用するには、管理者権限が必要です。Power Userは、SSL 証明書の管理を除いて、Cloud Builder のすべての機能を使用できます。
- [Continue] をクリックして、管理者のデフォルトのセキュリティ ポリシーを受け入れます。
- [Create New Users] タブをクリックして、ユーザの名前(自分の名前など)を入力します。[Continue] をクリックします。
- 作成するグループとユーザについての情報を確認し、[Continue] をクリックします。
- [Download Credentials] をクリックして、安全な場所に CSV ファイルを保存します。これらのキーを後でダウンロードすることはできません。必ず、ローカル コンピュータに保存しておいてください。
- スプレッドシートまたはテキスト エディタで CSV ファイルを開いて、[Access Key] と [Secret Access Key] をコピーし、Cloud Builder のログイン画面に貼り付けます。