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ArcGIS Server on Amazon Web Services とは

このトピックの内容

注意:

このヘルプは、ArcGIS の最新のリリースに適用されます。ArcGIS 10.3 Server on Amazon Web Services のヘルプについては、10.3 ドキュメントをご参照ください。

ArcGIS for Server on Amazon Web Services を使用して、ArcGIS Server を AWS (Amazon Web Services) 上に配置できます。ArcGIS Server は Amazon に設置されたハードウェアで実行され、Web サービスを通して管理されます。

サーバーを AWS に配置する場合は、次のような利点があります。

  • インストールが不要 - ArcGIS ソフトウェアを自分でインストールする必要がありません。代わりに、ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services というダウンロード可能なユーティリティを使用して、AWS 上に GIS サーバー サイトを作成できます。サイトを作成したら、すぐに接続して ArcMap からサービスの公開を開始できます。

  • 需要に応じて拡張可能 - 特定のトリガー (CPU の使用率など) に応答して GIS サーバーを追加するようにサイトを構成できます。新しいサーバーは数分で作成でき、突発的なトラフィックの増加にも適切に応答できます。不要になったインスタンスは破棄して、追加費用の発生を抑えることができます。

  • ハードウェア インフラストラクチャの保守が不要 - ArcGIS for Server on Amazon Web Services の配置に特別なハードウェアは必要ありません。必要となるのは、インターネットに接続できるようにすることだけです。サイトを作成した後は、Amazon から提供される Web アプリケーションの AWS マネジメント コンソールを使用して、サーバーを詳細に管理できます。Windows リモート デスクトップ接続または SSL を使用してサーバーにログインし、データ、サービス、およびアプリケーションを微調整できます。

    サーバーをクラウド環境に配置することで、必要に応じた適切な数だけのコンピューター リソースを使用することができます。ハードウェアやその他の IT インフラストラクチャを長期的に購入する必要はありません。

ArcGIS Server Amazon Machine Images には Portal for ArcGISArcGIS Data Store も含まれています。ArcGIS for Server の Standard または Advanced ライセンスと Portal for ArcGIS の指定ユーザー ライセンスがある場合は、AWS マネージャーを使用して、完全な Web GIS ( ArcGIS for ServerPortal for ArcGIS および ArcGIS Data Store) を実行できる単一コンピューターのサイトを配置することができます。

このヘルプについて

このヘルプ セクションでは、Amazon Web Services での ArcGIS for Server の配置方法を重点的に取り上げています。AWS 上の配置の保守およびサイズの変更に関するトピックについても説明します。

ArcGIS Server、エンタープライズ ジオデータベース、Portal for ArcGIS、または ArcGIS Data Store に関する一般情報が必要な場合は、ArcGIS Server、Portal for ArcGIS、または ArcGIS Desktop ヘルプの該当するセクションをご参照ください。ArcGIS Server ヘルプには、サービスの公開方法、セキュリティ ユーザーとセキュリティ ロールの構成方法、Web アプリケーションの作成方法が記載されています。Portal for ArcGIS の管理ガイドにはポータルの実装方法が記載されており、Portal for ArcGIS ヘルプにはポータルの使用方法が記載されています。ArcGIS Desktop ヘルプには、ジオデータベースの作成方法と管理方法が記載されています。

このヘルプ システム全体を通して、適切な箇所に他のヘルプへのリンクが設定されています。