10043: レイヤーのデータ ソースが XY イベント テーブルです
このトピックの内容
ドキュメントのレイヤーが XY イベント テーブルをデータ ソースとして使用しているため、多くの状況で、パフォーマンスが低下するおそれがあります。
解決策
ArcMap のレイヤーまたはベースマップ レイヤーの描画パフォーマンスを確認します。公開する場合、[プレビュー] ウィンドウ上のサービスの描画パフォーマンスを確認します。
- 変更を加える必要がある場合は、イベント ソースをファイル ジオデータベース、エンタープライズ ジオデータベース、またはクエリ レイヤーに変換します。詳細については、「ファイル ジオデータベースへの移行」をご参照ください。
追加情報
一般的に XY イベント データ ソースは、空間対応でないデータ ソースから取得されたポイント データの描画に使用されます。この点において、XY イベント データ ソースは、単純なポイント データをマップに統合するための強力な手段です。ただし、このように統合が簡単に行える反面、XY イベント ソースは、空間データ ソースのパフォーマンスを向上させる空間インデックスを利用できないという欠点を持っています。データをファイル ジオデータベースやエンタープライズ ジオデータベースなどの空間データ ソースに変換することを検討してください。ジオデータベースを有効にすることができないリレーショナル データベース内にデータが存在する場合は、データベースにネイティブの空間格納タイプを使用し、XY イベントの代替手段としてクエリ レイヤーを使ってデータを描画することを検討する必要があります。