10064: キャッシュ タイルの保存にはコンパクト キャッシュ格納形式が推奨されます
このトピックの内容
キャッシュ出力にコンパクト格納形式を使用するよう選択していません。
解決策
格納形式として [コンパクト] を選択します。この操作は、[サービス エディター] ダイアログ ボックスの [キャッシュ] ページで行います。
キャッシュが [エクスプロード] 形式を使用することを意味するこの警告は無視してください。
追加情報
ストレージの効率化、モビリティ向上、あるいは各タイルを 1 ファイルとして格納する目的に、タイルをグループ化するかどうかを選択することができます。ストレージ オプションは、以下のとおりです。
[コンパクト] 形式では、キャッシュ内の各ファイルにタイルの バンドルが格納されます。バンドルは横 128 タイル x 縦 128 タイルで、最大 16,384 タイルから構成されます。コンパクト キャッシュは、エクスプロード キャッシュに比べてコピーがはるかに高速で、しかもディスク上の必要領域が少なくて済みます。
[エクスプロード] 形式では、各タイルがディスク上のファイルとして格納されます。このため、キャッシュに追加されたタイルが見やすくなる一方、キャッシュ容量が増えて作成やコピーに時間がかかる結果になります。
エクスプロード キャッシュ内に莫大な数のファイルとフォルダーがあると、コピー ユーティリティ (Windows の [コピー]、[貼り付け]、その他) の処理効率が低下する原因になることがあります。この理由から、キャッシュのコピー所要時間を大幅に短縮したい場合は、コンパクト キャッシュを使用してください。ステージング サーバー側にタイルを作成してプロダクション サーバー側にコピーする自動キャッシュ更新ワークフローが導入済みなら、コンパクト キャッシュを使用することをお勧めします。また、使用可能なディスク領域が限られている場合も、必ずコンパクト キャッシュを使用してください。