24011: データ ソースはサーバーに登録されず、データがサーバーにコピーされます
このトピックの内容
データ ソースがサーバーに登録されていません。参照されているデータはデフォルトでサーバーにコピーされます。
注意:
ソース エンタープライズ ジオデータベースまたはエンタープライズ データベースがすでにサーバーに登録されている場合でも、この解析ツールが実行されることがあります。この理由は、ソース エンタープライズ ジオデータベースを参照するレイヤーまたはスタンドアロン テーブルで使用されている接続プロパティ (ユーザー名、パスワード、バージョンなど) が、サーバーに登録されているエンタープライズ ジオデータベースの接続プロパティに一致しないためです。このような場合は、エンタープライズ ジオデータベースを登録するだけではなく、このジオデータベースへの接続も登録します。登録は、個別の接続ごとに必要とされます。
たとえば、デフォルトと v1 の 2 つのバージョンを持つ DB1 という名前のエンタープライズ ジオデータベースがあり、デフォルト バージョンを使用する DB1 への接続のみを登録するとします。v1 バージョンをポイントするレイヤーまたはスタンドアロン テーブルを含むマップを公開しようとしているときに、この DB1 への接続を登録していない場合は、この解析ツールが実行されます。また、ジオデータベースへのそれぞれの接続に別々の名前を使用している場合にもこの状況が発生します。
解決策
- 何もしません。ソース データは ArcGIS Server にコピーされます。これには、関連性を持ったまたは結合されたデータがすべて含まれます。OLE DB データ ソースは、ファイル ジオデータベース テーブルに変換されます。
フィーチャ アクセス ケーパビリティまたはトランザクション対応の WFS (WFS-T) ケーパビリティのいずれかを備えたマップ サービスを公開中の場合は、サーバーで管理されたデータベースとして登録されているエンタープライズ ジオデータベースにデータがコピーされます。これには、シェープファイルやファイル ジオデータベースのフィーチャクラスなど、フィーチャ サービスまたは WFS-T サービスでサポートされていないデータ ソースが含まれます。クエリ レイヤーで参照されているデータは含まれません。
- サーバーにデータをコピーしたくない場合は、元のデータ ソースを ArcGIS Server に登録する必要があります。
OLE DB データ ソースは、ArcGIS for Server (Linux) で登録できません。デフォルトでは、データは必ずサーバーにコピーされ、ファイル ジオデータベース テーブルに変換されます。
追加情報
データ ソースをサーバーに登録しておくと、GIS サービスが参照するすべてのデータにサーバーが確実にアクセスできるようになります。データ ソースがサーバーに登録されていない場合は、公開しようとしているマップ内のレイヤーが参照するデータが、ArcGIS Server にコピーされます。
データ格納の検討事項の詳細、配置シナリオの詳細、およびデータを ArcGIS for Server でアクセス可能にする方法の詳細